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世界忍者国 - アイドレス/食糧倉庫 Diff

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!アイドレス/食糧倉庫

!!要点など
""L:食糧倉庫 = {
""{{br}} t:名称 = 食糧倉庫(施設)
""{{br}} t:要点 = 食糧倉庫
""{{br}} t:周辺環境 = 備蓄されている食糧,ネズミ捕りのなにか

詳細データ:[[IDWIKI:食糧倉庫]]{{br}}
派生元:[[アイドレス/食糧生産地]]

!!イラスト
||{{attach_view(soko.jpg)}}||
||イラスト:[[結城由羅|国民/結城由羅]]||
||要点:食糧倉庫{{br}}周辺環境:備蓄されている食糧||

!!設定文
""[[大神殿|アイドレス/大神殿]]や[[大観光地|アイドレス/大観光地]]を含む大規模設備投資の最後が食糧倉庫であった。
""{{br}}
""{{br}}「今共和国でまともに機能してる市場ってNACの食糧市場くらいだしねぇ」
""{{br}}
""{{br}}今や共和国の命綱とも言えるNACの主催者[[結城杏|国民/結城杏]]のことを思い出す。世界忍者国にいたころ彼女の耕した大地は今でも豊かな実りをもたらしている。秋になると黄金の色に染まるとうもろこし畑、それが彼女の原点だった。
""{{br}}
""{{br}}「NACですか…杏さん、元気でやってるようでなによりですね」
""{{br}}
""{{br}}お茶を運んできた摂政[[久堂尋軌|国民/久堂尋軌]]も、藩王の呟きに彼女のことを思い出したのだろう、懐かしそうに言った。
""{{br}}
""{{br}}「食糧倉庫、ですか?」
""{{br}}
""{{br}}そして、藩王の手元に目を落として、その企画書の題名を読む。
""{{br}}
""{{br}}「ああ、食糧生産も強化しておくかな、と思ってね」
""{{br}}
""{{br}}「いいんじゃないですか?その先の豊穣の大地も魅力的ですし」
""{{br}}
""{{br}}「農業生産国は多いから微妙だがなぁ。食品加工工場のほうがいいかも知れん」
""{{br}}
""{{br}}ああでもないこうでもないと言いつつ、企画は固まっていった。
""{{br}}
""{{br}}「じゃあ、[[組織/開発局]]の面々と相談するか」
""{{br}}
""{{br}}「ええ、それがいいと思いますよ」
""{{br}}
""{{br}}/ * /
""{{br}}
""{{br}}[[組織/開発局]]、そこはこれまでも国土の開発にあたって大きな役割を負ってきた部署である。[[食料増産|イベント/14]]以来、その技術を遺憾なく発揮してきた。
""{{br}}
""{{br}}「食糧倉庫ですか、いいですね」
""{{br}}
""{{br}}頭の上に銀色の蜘蛛[[夜空|NPC/夜空]]さんを乗せた[[可銀|国民/可銀]]中央整備工場長が、ほんわかとした笑顔で頷く。機械や施設の開発にあたっては、この国で彼の右に出るものはいない。
""{{br}}
""{{br}}「頼めるかな」
""{{br}}
""{{br}}その他にもいろんな案件を抱えているのはわかっていたので、不安そうに聞くと、[[可銀|国民/可銀]]工場長は、はははと笑った。
""{{br}}
""{{br}}「大丈夫ですよ。施設としては簡単なものですから。そうですね…」
""{{br}}
""{{br}}作業台に敷いた大きな紙に、すらすらと設計図を引いていく。
""{{br}}
""{{br}}「要は、食糧を大量に安全に備蓄できればいいわけですから…。大きな空間に温度・湿度の調整とあとは害虫・害獣対策ですね。そうだなぁ、【ネズミ捕りのなにか】でも仕掛けておきますか?」
""{{br}}
""{{br}}鼻歌混じりにそういいながら、製図用のペンを走らせると、あっという間に図面が出来てしまった。
""{{br}}
""{{br}}「す、すごい」
""{{br}}
""{{br}}「やだなぁ。大したことじゃありませんよ。ほんと、倉庫は簡単ですから」
""{{br}}
""{{br}}「いやいや、ほんとにすごいよ。ありがとう。じゃあ、これ、建設に取り掛からせてもらう」
""{{br}}
""{{br}}「はは、建築の人にちゃんとした図面を設計してもらってくださいね」
""{{br}}
""{{br}}挨拶もそこそこに藩王がばたばたと走っていくと、[[可銀|国民/可銀]]工場長は足元にじゃれつく猫[[ろいロイばうにゃんバウニャン|猫士/ろいロイばうにゃんバウニャン]]を抱き上げて首をかしげた。
""{{br}}
""{{br}}「また、ねずみを取ってきたのかい?」
""{{br}}
""{{br}}/ * /
""{{br}}
""{{br}}数ヶ月、完成した【食糧倉庫】にはとうもろこしや米を中心とする穀物の袋がうずたかく積まれていた。【備蓄されている食糧】を見て、藩王が満足げに頷く。
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""{{br}}「これだけあれば数ヶ月は持ちますよ」
""{{br}}
""{{br}}「そうだな。流通のための一時保存にも活用できそうだ」
""{{br}}
""{{br}}視察ということであちこちを歩いていた結城由羅はふと足元の謎の物体に目を留めた。
""{{br}}
""{{br}}「何だ、これは?」
""{{br}}
""{{br}}首を傾げて拾い上げようとする。
""{{br}}
""{{br}}「あ!それはっ!」
""{{br}}
""{{br}}「うぎゃあああ!」
""{{br}}
""{{br}}付き添いの倉庫管理官が止めようとするのと、藩王が悲鳴を上げるのはほぼ同時であった。…それこそ、[[可銀|国民/可銀]]工場長が設計した【ネズミ捕りのなにか】…自動追尾式ネズミ捕り機ばうにゃん2号、であった。
""{{br}}
""{{br}}(文章:[[結城由羅|国民/結城由羅]])

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