世界忍者国 - イベント/90/Bチーム偵察用 Diff
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!イベント/90/Bチーム偵察用攻撃用
!!イラスト
||{{attach_view(e90am.jpg)}}
||製作者:カヲリ@世界忍者国||
!!SS・RP
空洞の中はやや薄暗い。{{br}}
さすがは古代遺跡と目される場所である。{{br}}
普通ならば真っ暗すぎて何も見えずにひき返してしまうだろう。{{br}}
しかし「りんくさん、アメショーはそんな暗闇をものともせず、変形したまま道なき道とも呼べそうなその場所を慎重に歩いていた。後ろ!!」{{br}}
腐っても猫、といってしまっては言葉が悪いが、夜目は利くのである。「!」{{br}}
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「左舷異常なし」弓尾透の声で、反射的にレバーを動かし、背後からの攻撃を避ける。{{br}}
「右舷異常なし」敵の攻撃はかすかにアメショーの装甲を掠めたが、それは軽微な損傷にすらいたらずにすんだ。{{br}}
「正面異常なし」{{br}}
「後方は?」コクピット内に張り詰めた空気が広がっている。{{br}}
「後方も異常なし」りんくは、敵からの攻撃を以下に最小で受け、かわし続けるかに全神経を注ぎ、透はそのサポートを、ブギーはサポートをしつつ周囲の状況に変化がないかに目を光らせるというすさまじい状況にあった。{{br}}
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几帳面がすぎるほどに神経質になりながら、進んでいく。「被弾率は悪くないね」{{br}}
彼らは絶対失敗できないのだ「む。でも、軽微な損傷でも受け続けるとちょっとまずいかと」{{br}}
偵察が失敗して「なんとか、マジックアイテムが得られないだけならともかく、まかり間違って命を落とすことになれば、心配しながらも送り出してくれた陛下や国のみんなに申し訳が立たない。{{br}}
慎重になるのも当然である。反撃の糸口があれば……」{{br}}
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「うん言ってる間にも、とりあえず周囲に以上はないみたいだね」敵の猛攻は続く。{{br}}
「むこちらの攻撃が途切れた合間を縫っての、敵の反撃だった。ですね」{{br}}
「はぁ……」しまったと思ったときにはもう遅く、しかしこれをしのがなければどうにもならない。{{br}}
世界忍者の二人が感覚を最大にして、その指示を受けてりんくが攻撃を避ける。{{br}}
どうしても当たる時には、致命的部位への攻撃を避ける。{{br}}
そう決めて、耐えていた。{{br}}
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扇りんくと弓尾透とブギーの三人は胸をなでおろす。{{br}}
まあ「大丈夫、いくら慎重にやらなければいけないとはいえきっともうすぐ、ずっと気を張り詰めっぱなしでいるのは思わぬミスを引き起こすこともある。チャンスは来るよ」{{br}}
安全が確認されたときは「諦めない限り、一休みするのもひとつの手だった。終わりはないですからね」{{br}}
「……了解」{{br}}
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「この先に何があるのかどんなときでも笑顔を絶やさず、ちょっとわくわくするね」どんな困難も笑ってやりすごす。{{br}}
「そうですね〜一心不乱の友情の為に。おや{{br}}
それが、ブギーさん彼らの合言葉。大丈夫ですか?」{{br}}
だから、3人は絶対に諦めないのである。{{br}}
透が心配そうにブギーを見るそれは、この国の信念に反してしまうことだから。{{br}}
ブギーは心なしか緊張しているように見えたここで帰れなくなってしまう事は、友誼に反するどころか、恩に報いることさえできないということを示している。{{br}}
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「いやさあ、まあ耐えるよ! 総員、平気っす。緊張とかいうわけじゃないんで対ショック防御姿勢!!」{{br}}
「適度に気を抜きながら行こう。まだ先は長そうだから」{{br}}
「うん、そうそう。ブギーさんに何かあったら、私たちが月代さんに怒られちゃうものラジャー!」」{{br}}
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透とりんくが顔を見合わせて「ねー」と笑いあう相手の手数にもおのずから限界は来る。{{br}}
ブギー、戸惑い。{{br}}
いや、別にうちの姉貴は関係ないんじゃとも言い出せず、成り行きを見守る。{{br}}
しかし、その時視界の端で向こうが攻撃の手を緩めたら、センサーに反応が現れたそこからが。{{br}}
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「さあ、反撃開始だ! 左方前方に反応!」{{br}}
「え「了解! データ照会!」{{br}}
「ラジャ。データ照合中……」{{br}}
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ブギーの声にすぐさま作業を開始する二人。{{br}}
それを見たブギーは、やっぱこの人たちもプロなんだと思い、彼もまた自らの作業に取り掛かったのだった。{{br}}
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製作者:扇りんく@世界忍者国
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||{{attach_view(e90am.jpg)}}
||製作者:カヲリ@世界忍者国||
!!SS・RP
さすがは古代遺跡と目される場所である。{{br}}
普通ならば真っ暗すぎて何も見えずにひき返してしまうだろう。{{br}}
しかし
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「後方は?」
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慎重になるのも当然である。
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世界忍者の二人が感覚を最大にして、その指示を受けてりんくが攻撃を避ける。{{br}}
どうしても当たる時には、致命的部位への攻撃を避ける。{{br}}
そう決めて、耐えていた。{{br}}
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まあ
「……了解」{{br}}
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それが、
だから、3人は絶対に諦めないのである。{{br}}
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「
「
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いや、別にうちの姉貴は関係ないんじゃとも言い出せず、成り行きを見守る。{{br}}
しかし、その時視界の端で
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「さあ、反撃開始だ!
「
「ラジャ。データ照合中……
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それを見たブギーは、やっぱこの人たちもプロなんだと思い、彼もまた自らの作業に取り掛かったのだった。{{br}}
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製作者:扇りんく@世界忍者国
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