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【イベント21 藩国改造】説明文
日時: 2007/01/21 22:42
名前: みなお 

【イベント21 藩国改造】の追加アイドレス用の説明文投稿スレッドです。

追加アイドレス:ロジャー(ACE)・世界忍者・観光地

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観光地/ロイ像 ( No.1 )
日時: 2007/01/21 22:43
名前: みなお 

 この国の観光地に足を踏み入れて、まず目に付くのはひときわ巨大にそびえ立つ男性の像である。温泉街にある最大のものは全長約11m、クロムメッキ製で、晴天の日ともなれば目映いほどに銀色の輝きを放つ。
 この像は通称「ロイ像」と呼ばれており、そのモデルは、建国の際に初代藩王がこの地に奉ったといわれるご神体である。その実物は純銀製で、この国の各所に配置された瞑想通信を司る塔の中でも最大規模の中央塔の地下に安置されている。
 ロイ像はこの国の象徴ともいえる存在で、国内各所にその姿を見ることができる。大きなものでは藩国の中央機関である王宮のロビーに温泉街と同等のサイズのものが飾られており、最近では中央病院の中庭にも設置された。また水源にあるロイ像は、足元のガマガエルの口から水が滾々と湧き出るという凝った仕掛けになっている。縮小版のロイ像となると、藩国のあちこちに飾られており、そのすべてを把握するのはなかなかに難しい。その特質を生かし、近年ではロイ像の下にスタンプ台が設置されて、「ロイ像スタンプラリー」が行われている。これに参加してすべてのロイ像を見つけることができた者には、記念として「ミニロイ像」という手のひらサイズのレプリカが贈られる。
 ロイ像の足元には大抵、ベンチや休憩所に類する施設が置かれ、国民や観光客はそこで足を休め、あるいは話に花を咲かせる。国民にとっても観光客にとっても、憩いの場と言える。

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改行、スペース除いて598文字です。
世界忍者/世界忍者概説 ( No.2 )
日時: 2007/01/21 23:22
名前: イヌヒト 

この藩国の名前が世界忍者国であるということに象徴されるように、世界忍者といえば、この国の顔である。そもそも彼等は忍者の中の忍者として国の伝説の中に囁かれる英雄的存在であり、一説によると国の各地に立ち並ぶ御神像の元となったかの人こそが世界忍者の元祖であると言われている。国民放送では、かの人の世界忍者としての活躍を伝説に基いて(かなりの部分を妄想で補完して)「アニメ世界忍者」が放映されており、その存在は実際に影や形こそ見えねど、もはや実際の存在であるかのように国中の人に思われている。
 そして、国中の人が信じるように、この伝説は生きた伝説である。すなわち、世界忍者は、実在する。彼等は伝説に噂されるように忍者の中の忍者であり、その卓越した変装技能等を活かして一般の人々に紛れ、何処にでもいて、だけれども何処にもいない存在として活躍している。そして世界忍者として何かをなす時、口上と共に独特の忍者服で現れるのだ。最高機密の情報に寄れば、国の上層部には何人かの世界忍者達が存在するとかしないとか。妄想で補完された「アニメ世界忍者」に登場する世界忍者像はあながち間違いとも言えないらしく、多くの世界忍者達は、自分達が目立てない分、甚だしく感情移入をしながらその放送をみているらしい。時折微かに耳に届く「世界忍者見参」の口上はもしかしたらアニメのファンの叫び声だけでは、ないのかもしれない。その真偽を知るのは、彼等と、それに対峙した者のみである。

計、本文618字。随時訂正予定。
世界忍者/隠れ里の世界忍者 ( No.3 )
日時: 2007/01/22 00:00
名前: みなお 

 森と水に囲まれたこの国の隠れ里には、猫忍と呼ばれるこの国の忍者たちが集落をなして暮らしている。ある程度の実力を備えた熟練者でなければ出入りさえも難しいこの地は、一見して隔絶された環境と思われがちだが、実はそうではない。忍者たちの精鋭ともいえる者が、隠れ里と藩国内、更にそれを越えて他国へ赴き、密命や情報収集に日々従事しているからである。世界忍者と呼ばれる彼らは、そうして任務の合間には必ずこの里に戻り、ひとときの休息と後進の育成にあたる。
 彼らの纏う装束にはその独自な技、あるいは生国により、様々なモチーフのものが存在する。しかしその特殊性故、忍者の装束自体が散見され一般的である藩国内ではともかく、任務全般に要求される「隠れる」とか「忍ぶ」といった行動に適さないものもしばしば見受けられるため、日頃は黒皮スーツを着用していることが多いという。
 しかし隠れ里で育つ子供たちには、国営放送の「アニメ世界忍者」の人気と相まってその特殊な装束への憧れは強く、里を歩けば(立ち入ることを許されれば、の話であるが)必ずと言っていいほど世界忍者装束の子供を見ることができるそうだ。
 伝説とも幻とも噂される世界忍者の技によって、藩国には様々な情報・技術が集まり、また世界忍者の技そのものも藩国の首脳陣や騎士たち、そして隠れ里の後進へと受け継がれていく。「世界忍者国」というこの国の名が示すとおり、まさにここは彼らの故郷なのである。

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改行、スペース除いて605文字です。
イヌヒトさんの文章や、既存の猫忍の設定と上手く合わないかも…叩き台として使って頂けるとありがたいです。すみません。
「アイドレス観光地」周辺環境:ガイド ( No.4 )
日時: 2007/01/22 00:07
名前: 鐘音 

ガイドブック「世界忍者国の歩き方」を持つ森国人(耳と髪が長い)。
まわりは森か木にしか見えない家の中。周囲におみやげ(葉雨万堂の忍者饅頭の箱、しっぽアンテナCDジャケット)、観光名所のマーク(温泉マーク、「世界忍者パーク」の門に「世界忍者ガールショー」の立て看板)

<世界忍者国の歩き方>
 まずは、数あるガイドブックの中から本書を購入頂いた事にお礼を述べたい。
「ありがとう」(立ち読みしてる人、迷ってる人。買いなさいというか買って、お願いプリーズ)
 少々おみぐるしい所をお見せしてしまった。
「申し訳ない」(私にも生活という厳しい現実があるのだよ)

 では、気を取り直して「世界忍者国の歩き方」をご説明しよう。

・ロイ像
 この国を最も端的に、そして実に分かりやすく象徴している。
温泉街にある最も巨大なものから、土産物のミニチュアサイズまで多種多様無数にある。
何せこの国で、ロイ像を視界から追い出すのは、ちょっと苦労するほどなのだから。
中でも暗黒舞踏塔に安置されている純銀製のロイ像は必見だ。
ふんどし姿に忍者刀を持ち、均整の取れた半裸のデザインに「ふしだらだ」との批判の声も聞いていたが、実物を見て驚いた。
まずは目だ。挑みかかるような、こちらを見透かすような視線。心を丸裸にされる様な気分を味わった。
そして、問題のふんどし半裸姿。ふしだらというよりも、何かこう覚悟の様なものを感じた。
そう、秘めた悲壮な覚悟を感じたのだ。
ふざけた装いは、秘めた覚悟を他者に悟られない為のフェイク。
私にはそう感じられた。
作者不明。作成年月不明。と限りなくその出自も怪しいながらも、この国の本尊として祭られているのが良く分かった。
まず、観光で迷ったらここをお勧めする。
なお、各ロイ像でスタンプ台が設置されており、スタンプを全部集めるとミニロイ像が無料で進呈される。
ただし、中にはひどく意地悪な隠し方をされているスタンプ台がある事を付け加えておく。

・温泉街
 この国の人々はじつに温泉好きである。
温泉街では様々な温泉が軒を連ねており、全部入るだけで一日が終わるだろう。
美容に健康といったスタンダードなものから、不老長寿、頭脳明晰、文武両道、美人薄命といった訳の分からないものまで、そのジャンルは広い。
温泉街では、浴衣に草履を着て、旅館などの宿泊施設で手渡された割符を持っていれば様々なサービスを受けられる。
人気絶頂。その長蛇の列を見ただけで、お腹がいっぱいになると言われている葉雨万堂の世界忍者饅頭をこっそりもらえたり。
世界忍者グッズ一式をもらえるチャンスゲームにチャレンジ出来たりと、実に観光客を飽きさせないサプライズに満ちている。
このサービスは非公開で、泊まった場所によっても受けられるサービスが変わる。
しかも、定期的にサービスは変更されている。すべてのサービス内容を知る事は困難を極めるだろう。
 
・世界忍者屋敷
 この国の世界忍者テーマパークで私が、最も楽しいと思われたアトラクションをご紹介しよう。
「世界忍者屋敷」実にありがちである。
名前からしていきなり外れを引いた感じである。
私も仕事でなかったら外していただろう。
世界忍者テーマパークには、他にも楽しそうなアトラクションが数多くあったのだから。
忍者屋敷に世界のテイストを入れただけな陳腐なものを想像していた。
しかし、しかしであります。
見事に私の期待を裏切ってくれた。
以下はその実況である。
入っていきなり黒装束の忍者に袋を被せられ拉致される。
そして、いきなり床に放り出され自分が座敷牢にいる事に気付く。
何事かとは思ったものの、大丈夫。何かのイベントだよ。と自分に言い聞かせた。
周りに誰もいない事が不安な気持ちにさせてくれる。
しばらくすると、突然床がガタガタと動き、色鮮やかな衣装をまとった忍者らしき人が現れた。
「しぃ」と唇に指を当てて私に静かにする様、指示して来る忍者。
そして、私に近づき小さな声で話しかけてきた。
「すまない。どうやら手違いがあったらしい。君は他国のスパイと勘違いされている。」
「しかも、諜報保安局。通称、黒服と呼ばれる連中にだ。」
「やつらは完全な独立機関でね。命令を取り消すのには時間が掛かるんだ。」
「急がないと君が拷問を受けると聞いてね、助けに来たんだ。」
私はいきなりの展開について行けなかった。
「嘘だろう。ドッキリじゃないのか。でも本当だったら、拷問って何だ」
などと、ひどく混乱していたのを覚えている。
そして、この後は彼について行った。他に選択肢がなかったのだ。
これ以上詳しく書くと、長編小説になってしまうので割愛するが、大冒険をしたとだけ言って置こう。

〜世界忍者国のガイドブックの中でも最も売れている「世界忍者国の歩き方」の一部紹介〜
 興味が出た方は、是非、ご覧になりご購入下さいませ。

亜流絵素書店の販促POPより

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要注意!! 一時間聞いたら、一時間は休憩しましょう。

当店でもご予約承っております。詳しくはレジにてお申し込み下さい。
亜流絵素書店 CD販売担当:怜月まで
温泉についての補足分 ( No.5 )
日時: 2007/01/22 00:16
名前: イヌヒト 

この国の国民の代表的なレジャーの一つとして、温泉がある。独特の医療が発展した現在においても、湯治は依然としてポピュラーな民間医療として残り続けるほど国民は温泉好きである。その御国柄は、伝説に起因するのかもしれない。その昔、世界忍者国の人々のルーツたる父なる猫が、母なる猿が病に苦しんでいるのをみて零した涙が温泉となって、それに浸かった母なる猿が病を癒したという伝説が存在するのだ。その伝説の温泉を謳う温泉は多いため、実在するか否か、実在するとしたらどこなのかというのは専門家を悩ませている。主に、左記の温泉を謳っているのは塩泉であるが、森が多い土壌からか、主流はアルカリ温泉である。前者は父なる猫の涙由来にせよなんにせよ、更年期障害に実際効果があるとかで、母なる猿が如く、ご年配のご婦人方に人気である。
ロジャー説明文その1 ( No.6 )
日時: 2007/01/22 01:04
名前: 十五夜@藩王 

 高らかな笑いを響かせて彼の人が現れたのは、唐突だった。

「神出鬼没、それが忍者ゴザルよ。セッカーイニンジャ、ロジャー・サスケ 見 参 !!!」

 誰に答えてるんだ、というような名乗りを上げつつ、王都を覆う森のなかでもひときわ高い木の天辺に、彼は立っていた。その叫びにわらわらと駆け出した国民が、喜びの声を上げる。彼らの国の守護神がとうとう降臨したのだ。

 通報を受けて、藩王以下4人のロジャーフリークとそれを生温か…もとい暖かく見守る赤の騎士騎士団団員が駆けつけた。ロイを追ってうっかりセプテントリオンに入ってしまい、うっかり式神世界でその後釜とかになったこともある氷野凍矢摂政が、言葉もなく膝を付く。セプテントリオンに暗殺されそうになったロイを助けるためにエースゲームに身を投じたこともある環月怜夜が、目に涙を溜めて唇をかみ締める。

「どれくらい心配したと、思ってるんですか。生きてるなら生きてると…」

 彼女がクナイを投げつけようとするのを、慌てて緋乃江戌人が止めた。そして、優雅に一礼しつつ、歓迎の言を述べた。

「わが国をあげて歓迎させていただきます。世界忍者ロジャー・サスケさま。お待ち申し上げておりました」

 とてもとても長く、と心の中で続ける。彼のために犬の故国を捨ててきた。今でも心は痛む。それでも会いたかった人にようやく会えた。

「この国はあなた様のための国です。玖珂光太郎様の幸せを守るため、ご自由にお使いください」

 悶絶からようやく解放された藩王が、そう言いながら氷野凍矢摂政の隣に跪く。残る二人もそれにならい、さらにその後ろに国民が跪くと、ロジャーはくるりと華麗に回転しながら地面に降り立った。輝く笑顔。

「さすが拙者一番人気! いやー照れるでござる、恥ずかしいでござる」

 みなは笑うと、彼を王宮に招いた。それから三日三晩歓迎の宴が国を挙げて開かれたという。これが、彼が現れたそのときの情景である。
ロジャー説明文その2 ( No.7 )
日時: 2007/01/22 01:32
名前: 十五夜@藩王 

 三日三晩の宴の後、ロジャーは忍者の隠れ里へ招かれた。国民が我も我もとロジャーを見に来て、流石に疲れただろうというのもあった。折りしも、彼を理想として世界忍者を目指す猫忍者の若者も増えており、彼は喜んでその指導をした。

「クナイはこう使うでござるよ」

 膝に猫忍者の子をまとわり付かせて、優しく語る彼の姿が見られたという。その表情はいつものどこかおどけたものではなく、どこか遠くを見るような柔らかなものだった。遠い遠い昔を思い返していたのだろうか。彼とその家族と呼べる友たちとの大切な記憶を。

 ちなみに、国の大事な仕事をほっぽり出して某四人が、その様子を木の影から見ていたという。

(ちょ、ちょっと押すなってば) 藩王。
(押してるのは、藩王あなたでしょう) うっかり摂政。
(わ、私は押してませんよ。…かがんでますもん) 赤の騎士団団長。
(ともかくお三方、お静かに。ばれます) 中央病院病院長。

 とっくにばれていたという話もなくはない。大丈夫かこの国。

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