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【公共事業】秘書官アイドレス
日時: 2007/06/03 21:48
名前: 川流鐘音@世界忍者国 

宰相府に出入りする極限られた者たちがいる。
それを秘書官という。
アイドレス世界において10人前後の彼らは、宰相府の要請があれば一目散に駆けつけてくる。

その姿は皆、必死で仕事を取る為に目をぐるぐるとさせている。
なぜなら、そう仕事をしないと俸給が貰えないからである。
実にシンプルな理由である。
「働かざる者食うべからず」
この格言の通りに、秘書官は働いて、働いて、俸給を手にするのだった。

その理由は皆一つ。
「少しでも国の財政の足しになれば・・・・」
その思いを胸に、宰相府へと通い詰めるのである。
皆、疲れた顔をしているが、その顔には輝きがある。
誰かの為に、そして自分の生き方を歩んでいる喜びが、疲れていても輝きを生むのであった。

仕事は事務の仕事が多く、時には深夜にまでその作業は及ぶ。
だが、その作業はアイドレス世界の運営を助け、影ながらも多くの人々の為となっている。
もちろん。俸給も大事ではあったが、この二次的な報酬もまた、彼らの喜びとなっていた。
「仕事の報酬は仕事」
その言葉をかみ締め、味わいながら今日もまた作業を消化して行く。
新しい報酬を貰いながら・・・。
メンテ

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