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【コラム】レムーリアにおける毒物(生物・化学兵器)対策
日時: 2008/01/31 22:14
名前: 四方 無畏@世界忍者国 

文族の春投稿作品です。

少しだけコメットの優秀さにも触れてみたよ!(笑)
メンテ

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【コラム】『レムーリアにおける毒物(生物・化学兵器)対策』 ( No.1 )
日時: 2008/01/31 22:16
名前: 四方 無畏@世界忍者国 

1.毒物(BC兵器)とは
 皮膚や、口などから体内に入り、身体に悪影響を及ぼす物質の総称。
 このうち、病原性の細菌やウィルスを使用したものを生物(Biological)兵器と呼びます。サリンや塩素ガスといった化学物質を使用したものを化学(Chemical)兵器と呼びます。
 体内への侵入経路は大きく2つ、口と皮膚です。口からの侵入の場合、多くの化学兵器は呼吸器を、多くの生物兵器では消化管を対象とします。皮膚からの侵入の場合、化学兵器は眼や鼻、外傷といった粘膜に刺激を与えるものと、表皮を溶かし皮膚そのものに刺激を与えるものが存在します。生物兵器では、外傷・損傷部から侵入するもの、寄生体が自らの力で皮膚を破り侵入するもの、ダニや蚊などを介して侵入するもの、の3種類が存在します。
 一般的に、化学兵器は即効性の高いものがよく使用され、兵の無力化を主目的とします。一方、生物兵器は潜伏期間等の関係で、病人やその治療に要する人的資源等を消耗させ、国力の低下を狙う目的に使われることが多いです。
 アイドレスでの使用例は、EV98 九州会戦にて緑にして腐敗のアルコーブが、機械停止と合わせて軍隊の無力化を狙って使われた1件のみです。この時使われた毒は、撒き方とその即効性から考えて粉末状で口や鼻から入り呼吸器に悪影響を及ぼすもの、或いは皮膚から血管に入り脳に悪影響を及ぼす蟲の様なものである可能性が高いと思われます。
 アルコーブは戦闘中にアスタシオンに殺害されましたが、今後も毒が使われないという保証はなく、I=Dやサイボーグ等が動かないレムーリアにおいて使用された場合の被害が大きいと思われるので、以下にその対策を記そうと思います。

2.根本的対策
・装備
 皮膚の露出を少なくし、毒との接触を減らすために、長袖長ズボン、帽子手袋を常備する。布地に関してはレムーリアの技術レベルでは皮が最も密閉率が高く良いでしょう。口には湿らせた布をマスク代わりにつけるだけでも格段に防御力は上昇します。また、裸足も余り良くないので、可能で有れば靴、無ければ草鞋でもいいので着用しましょう。
 各自に松明(火)を持たせましょう。これはBC兵器の多くが熱に弱い事と、多少ではあるが気流を生み、上空からの毒散布に対して時間稼ぎになります。
・地理
 できるだけ風上に部隊を展開しましょう。谷間や盆地は空気より重い物質(毒)が溜まりやすいので部隊の展開時は注意しましょう。水場は寄生虫の巣なので移動する時は注意しましょう。
・その他
 人や動物の死体には大量の病原菌が存在している可能性があるので、できる限り近寄らないようにしましょう。燃やす場合は一気に焼却しないと、逆に菌をばら撒くことになるので注意しましょう。
 敵としてゾンビが出てきた場合は戦闘後に、医師や治癒師による治療を受けるべきかもしれません。

3.特殊による対策
・治癒師:治癒師は生物兵器、伝染病を治療行為で根絶することが出来る。
 非常に強力な能力ではあるが、AR10からしか使えないため飛行部隊などの高ARな敵から毒を散布されると対処が間に合わないでしょう。何らかの方法でARを増加させる事ができれば非常に使いやすい対処法になるでしょう。
 現存する装備で考えるなら、世界忍者国開発のコメット(2人乗りで同乗者もAR+4)に乗せてもらうのが一番良いでしょう。
・精霊使い:精霊使いは精霊を召喚でき、これを使って闘える。精霊はAR15として扱い、その能力は6、白兵、近距離、中距離、詠唱戦が出来る。地水火風のいずれかの種類を選択すること。召喚にはAR3を使い、(知識+幸運)/2で判定を行う。その難易は9である。
 召喚する精霊使いのAR問題はここでも付きまとうが、精霊のARが15あるため召喚できさえすれば非常に使いやすいでしょう。
 風の精霊ならば、酸素ボンベの代わりや、空気と毒の分離を行うことが出来るでしょう。火の精霊ならば、毒を燃やす事で物質を変化(殺菌)する事が出来るでしょう。敵が散布する毒が液体状ならば水の精霊が最も効果的でしょう。対毒という観点から見るならば、土の精霊は遮断することは出来るが、密閉してしまうため、酸欠になりやすく適さないでしょう。
 精霊の能力は6なので、全部隊をカバーすることや完全に毒を防ぐことは難しいかもしれないが、耐久が足りない部隊に絞ってフォローしたり、毒に耐えるのに必要な難易度を低下させることは充分可能でしょう。

4.補足
 レムーリア以外においては、I=Dなどの乗り物が戦力の主体であるため、レムーリアほどの影響は無いでしょう。また、レムーリアと同等かそれ以上の対策を装備面でとることが可能なので、今までに書いた事に留意して行動すればBC兵器による影響は最低限にとどめることが出来るでしょう。
メンテ

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