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【イベント】「ドランジ探索成功祈願女装祭」用SS投稿スレッド
日時: 2007/03/26 01:27
名前: 結城由羅@藩王 

「ドランジ探索成功祈願女装祭」用のSSを投稿するためのスレッドです。
よろしくお願いします〜。
メンテ

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Re: 【イベント】「ドランジ探索成功祈願女装祭」用SS投稿スレッド ( No.1 )
日時: 2007/03/26 02:06
名前: 月代@レン連舞踏子ver 

何かが降りてきたので書いてみました(のっとSS)



「姉弟漫才」(SSというか、くーだらない会話文)


ここは王宮の寮の一室。月代とブギーの姉弟が暮らす部屋。
今、姉である月代はドランジさん探しにレン連に行っている。
(いい年ぶっこいて腹出しミニスカスリッド舞踏子ってどうだ)
以下の会話は高度瞑想通信によるものだ。
(まあ電話みたいなモノだと思いねえ。
なかったら・・・ まあアレだ。ゴツゴウシュギという奴だ)

(『』=月代・「」=ブギーの言葉です、はい。)

『ブギー、というわけだから頑張ってv』
「待て姉。何がというワケなのかさっぱりわからんが?」
『いやだからね?さっき陛下から通信はいったんだけど、』
「うん?」
『女装祭するんだってv』
「はぁ?!!」
『女性ばっかり6人も行っちゃってむさくるしいからみんな女装しろってさ』
「・・・・・・・・・・・・・・。(ぽかーん」
『で、私陛下に「うちのブギー私よりスタイルいいからきっと似合いますよ」って言っといたから!(キラキラ☆』
「…バカか?(怒」
『…割と。(あっけらかん』
「(絶句)」
『てゆっかコレマジで陛下の勅命だから。摂政達もみんなやるってゆーから』
「・・・・上もか・・・ つか本とこの国大概な?」
『私大好きなんだけどねー?』
「えー・・・女装?(声裏返ってる」
『うん、女装だねー。 大丈夫!彼女に見えないから!(爽やかに』
「リアルでしろっつったらマジ殺すぞお前(殺意」
『だから大丈夫だってー。 何?赤信号、みんなで渡れば青信号ってやつ?』
「それ集団自殺じゃねえのか?」
『それゆったらうちの国いろいろ終わるよー?』
「あー、まー、だろうなー・・・(テンション低」
『でさー、ブギー何がいい?やっぱチャイナ?』
「お前バカジャナイノ?!(声ひっくりかえってる」
『だってー、此間「脚線美―」とか言ってたじゃん。じゃ何かやりたいのあるの?』
「それとこれとは話が全く違う(ちょー真顔」
『えー(非難の声』
「阿呆。 ほら、こう、な?   色々見えなくするようにするモノがあるだろう、ほらっ!(必死」
『丁度私の部屋に赤のチャイナあるよー?半袖でヒザくらいからのスリッドのやつー』
「だからもうあなたほんとうにバカじゃないのっ?!(動転してオカマ口調」
『じゃさー、私の机の上にー、おかーやんのベトナム土産のアオザイあるよー?』
「チャイナとかわらねぇじゃねえか!(怒」
『大丈夫―。上が長袖で黒でー、下が白のズボンあるからv』
「あー・・・・? それならまだ、なんとかかくせ、る?男性用にみえ、る?(@@」
『大丈夫じゃね?』
「んー・・・・・・・(現物しげしげと」
『あ、やるなら中華風のズラと化粧とアクセしてね!v で、写真ちょーだい!!』
「ばっ! そこまでするかぼけー!!!!!!!」

ガチャン!!(通信強制終了)



強制的に切られた通信の向うで、
結局ブギーが何を着るのか、分からずじまいだったが
帰国のときの楽しみにしよう♪ と姉・月代は思った。
(死亡フラグじゃねえのそれ?)


そして強制的に切った方、寮の一室で
「うわ、俺本気でもうこの国抜けようかな・・・」
とか頭抱えている弟・ブギーの結果はいかに・・・!


続きは、あなたの心の中で・・・
(もしくはどなたか絵師さんよろしくおねがいしまーすv/仕事丸投げ師爆誕)
メンテ
惨劇の始まり ( No.2 )
日時: 2007/03/27 00:00
名前: 結城由羅@藩王 

「…むさくるしい」

それがその惨劇の始まりだった。

「よし、こうなったら潤いを増すために、女装だ」

急ごしらえの執務室のベンチに、がっかりした様子で座り込んでいた鐘音騎士と、白金騎士が、えっという顔を上げた。

「せっかく舞踏子参加しようと女装したんだし、な」

彼らを眺めて藩王がにやにやと笑う。

「なかなか似合ってた、うん」

二人は顔をしかめた。鐘音騎士がはぁ、とため息をつく。

「もうなんでも来いですよ」

端正な顔立ちと上品な物腰で、出会った人々に「最初女性かと…」と何度も言われたためか、最近諦めぎみらしい。

夕食の炊き出しにコンロを運んできた、尋軌騎士が生き生きと顔を輝かせた。

「それじゃ、鐘音さんと凍矢摂政ですね。何着せましょうか?ふりふりにしますか?それともチャイナとか?」

「舞踏子でしょ」

気のない鐘音騎士の突込みをよそに、書類を睨んでいた凍矢摂政が慌てて顔を上げた。

「まて、何で俺まで入ってる!!」

「何をひとごとのように…」

にっこりと尋軌騎士に微笑みかける藩王。尋軌騎士の視線が泳いだ。

「いや、私は普段からエプロンつけてますし・・・え?」

藩王に首根っこ掴まれる。掴んで引きずりながら、達観した様子の鐘音騎士を見る。

「嫌がらないと面白くないが…ま、鐘音騎士は元から似合ってるからいいか」

肩をすくめた。

「目の保養だな」

男性陣をまとめて座らせ、ふんふんと鼻歌を歌う。

「帰ってくる女性陣のために、きっちり記録しておこう」

「それはやめてー!」

それへ、鐘音騎士が反応して叫んだ。

「まぁ、乗り気のある人ない人で方向性が違う女性が出来るかと・・・」

尋軌騎士が諦めたように言う。

「俺はあらがい続けてやる!!」

凍矢摂政は叫んだ。
メンテ
RP切り出し(可銀さんと凍矢さん) ( No.3 )
日時: 2007/03/27 00:34
名前: 結城由羅@藩王 

可銀@メイド服(ロングスカート:「…… 誰もいないのかな??」
可銀@メイド服(ロングスカート:「新しい作業着の受領書誰に渡せば…」
可銀@メイド服(ロングスカート:こんにちはーw

凍矢:こんにちは・・・・・・(危ないものを見る目で

可銀@メイド服(ロングスカート:「あぁーうっかり摂政。丁度いいところに」
可銀@メイド服(ロングスカート:「これ、受領書です。 どうぞ」

凍矢:「・・・・・・・・あ、うんどれどれ・・・・」

可銀@メイド服(ロングスカート:「では、たしかにお渡ししましたよー」

凍矢:「(無いよう確認中・・・・)何で作業着が・・・・・・こんな値段に?」

可銀@メイド服(ロングスカート:「?? 藩王様からのこれ(服を指差して)と他のマルチフェクサーの方々と工場の工員の分ですからー」

凍矢:「あ、そうなんだ・・・・・・・・・・」

可銀@メイド服(ロングスカート:「うっかり摂政のとこにも女装アイテム届いてるはずですが?」

凍矢:「届いてるの!?」
凍矢:「というか・・・・・・・なんでその服こんな高いんだ・・・・?」

可銀@メイド服(ロングスカート:「多分、何かしらと届いてると思いますよ。チャイナとかメイドとか」

凍矢:「・・・・・・・・・・か・・・・・・帰らないでおこうかな・・・・・・」

可銀@メイド服(ロングスカート:「革製品以外全て輸入品ですからねぇ 洋服は」
可銀@メイド服(ロングスカート:「駄目ですよ? 皆さん帰ってくるまでこのままとお聞きしましたけど?(笑」

凍矢:「そんなとこに金使うなら・・・・・・・・ロボとか新兵器とか・・・・・・」
凍矢:「この国・・・・・・絶対間違ってる!今更だけど!」

可銀@メイド服(ロングスカート:「アメショーはナニワから届いたままで新品です。新兵器はもっと予算がかかるかと(笑」
可銀@メイド服(ロングスカート:「良い国じゃないですか(笑」

凍矢:「でもでも、服代は要らないって!国の復興はどうするんだよ・・・・・・・・もう」

可銀@メイド服(ロングスカート:「幸い、アウドムラの残骸のお陰で夜空さんの食費には当分困らないですし(夜空さんナデナデ」

凍矢:「うん・・・・・・・・・そう・・・・・・(高速で後ずさり」

可銀@メイド服(ロングスカート:「?? どうしました?(ジリジリ」ww

凍矢:「・・・・・・・・その・・・・・なんだ・・・・・・そこのくもっぽいのが・・・・・・・(背筋ぞわぞ話」

可銀@メイド服(ロングスカート:「………??(どんどん詰め寄る」

凍矢:「う・・・・・・あ・・・・・・怖いんじゃないけど・・・・・・気持ち悪ぎゃぁぁぁあああああ」

可銀@メイド服(ロングスカート:「ぁぁ なるほどなるほど…(しょんぼり」

凍矢:「可銀さんは悪くないけど・・・・・・よのなか受け付けないものってあるんだよ・・・・・」

可銀@メイド服(ロングスカート:「そこまで… ストレートに…(ホロリ」(落ち込む可銀&夜空
可銀@メイド服(ロングスカート:「……(前掛けのポケットに入ってるバウニャンをナデナデ」

凍矢:「え・・・っと・・・やっぱね、その・・・最近トラウマが・・・・(カヲリさんの漫画より)」

可銀@メイド服(ロングスカート:「分かりました。少しずつ仲良くなる努力をしましょう」
可銀@メイド服(ロングスカート:「今度、夜空さんのぬいぐるみでもお送りしますので(笑」

凍矢:「いや・・・・チカズカナイデクレルトイイヨ・・・・つーか悪化するから!(半分涙目」

可銀@メイド服(ロングスカート:「(……これはもう… 最後の手段しかないのか)」(ぇ

凍矢:「なんか・・・・・・不穏な雰囲気があるんだが・・・・・・・」

可銀@メイド服(ロングスカート:「あっ そうそう、凍矢さんの今度の健康診断私が受け持つのでよろしくおねがいします(ニヤリ」
可銀@メイド服(ロングスカート:「では、失礼いたします。お疲れ様でしたー(笑顔」

凍矢:「いや・・・・・・自分で自分の事は出来るから!セプでブルーな俺のは出来ないからってまってーーーーーーー」
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観光地にて・・・ ( No.4 )
日時: 2007/03/28 23:25
名前: 久堂尋軌 

「は〜い、それじゃ皆さん。ここから1時間の自由行動にしますので、時間になったらココにまた集まってくださいね〜」
復興活動間もない世界忍者国において、戦火の被害から逃れた観光地は重要な財源である。
観光客のツアーコンダクターとして仕事をしていた世界忍者の久堂尋軌と怪獣の二人は休憩ということで近くの茶屋へと入っていった。

「いやぁ…怪獣くんお疲れ様。さすがに子供たちの相手は大変だったでしょう?」
くすっと笑いながら、十字架をかけた【シスター(修道女)】姿の尋軌がオーダーをしながら聞いてみる。

「いえ、子供は好きなんで問題ないのですけど…さすがにこの格好は…恥ずかしいですね」
長めのつけ毛をつけて、纏めた髪を軽く弄りながらピンク色のいわゆる【はいからさん】スタイルで恥ずかしげに周りを一度みていた。

「そんなに恥ずかしいとは思わないけどねぇ…」
「そりゃ、尋軌さんは恥ずかしくないでしょうけど…って、藩王陛下を煽った一人だって聞きましたけど…」
そう半目でシスター姿の尋軌を責める様に眺めて

「まぁ…いやぁ…俺が煽らなくてもいずれはこうなったさ、第一女性陣が命がけの冒険に出てるのだから、この位は許容範囲に思わないとダメだろ?って、こっちです。それ…」
そういいながらウエイトレスが持ってきたパフェに目を輝かせてしまって
「まぁ、そうなんですけど…って、何頼んでるんですかぁ…」
半分諦めた声を出してしまって、あきれるようにテーブルに片肘をつく。

「こらこら、ちゃんと女装している間はちゃんと女性らしくしないと駄目だよ。子供と遊んでいる時ももうちょっと足の幅を狭くして歩くの。腰で歩く感じでね」
そう女性としてのアドバイスをしながら、パフェを食べ始めると「美味しい」と呟いて目を輝かせ始めた。

「しかし…なんでこの格好なんですか?他にも衣装って結構あったと思いましたけど…」
そう言いながら尋軌のきているシスターの衣装と自分の衣装を見比べてみて
「いや、だって…あの三人みたいになりたいかい?」
そう答えると、ちらっと茶屋の外へと視線を流してみる。

そこでは観光地の所為か観光客のカメラを向けられて必死になって逃げている
みはえる摂政と凍矢摂政とイヌヒト病院長の姿があった…。

ちなみに順に、タイトミニのスーツ姿にセーラー服、そしてナースの格好である。

「そ、そうですね…これでいいです…」
うんうんと頷きながら哀れむように三人を見ている二人はゆっくりと茶屋で休憩時間を満喫するのであった。
メンテ

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