【SS】さらに蘇生
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- 日時: 2007/04/07 22:01
- 名前: 結城由羅@世界忍者国
- 続々と運び込まれてくる負傷者。戦場に休みはない。
「もう3名、負傷者到着しました!」
担架で運び込まれてきた3名を見て、高神喜一郎は顔をしかめた。負傷者、とは名ばかり、死んでるじゃないか。それに…。
「白にして秩序、それに藩王2名とは…」
命の重さに違いはない。それでも、彼らの影響力の大きさは計り知れない。
「いつもと、同じことをするだけだ」
破壊されたゴールデンから回収された彼らには、外傷があるかもしれない。
「外傷チェック開始!」
その言葉の前に、すでに世界忍者国からの手伝い2名は、チェックを開始していた。薄く微笑む。どんな場面でも、仲間は心強いものだ。仲間さえいれば、乗り切れると、そう信じられた。
「よし、大丈夫だ。必ず彼らは救ってみせる!」
自分に言い聞かせるように、高神喜一郎は叫んだ。
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