Re: 広島偵察ss@ダッシュ ( No.2 ) |
- 日時: 2007/04/11 20:40
- 名前: 兄猫
- 一応、念のため。
要救助者発見時を想定しました。
>【敏捷(ダッシュ)】 『お医者さ〜〜〜ん、ちょっとコッチ来てぇ〜!』 偵察班が見つけたのは、傷つきうずくまる人であった。 紅葉国のアルバートと九夜、リワマヒ藩国の幻痛。 akiharu国の阪明日見、鍋の国の鍋村藤崎が声の方向へと急行する。 彼らは医者である。また名医の資格を持つ者もいた。 医者が呼ばれた…対象を限定して呼んだという事は救う命があるという事だ。 1分1秒が貴い命を繋ぐ。1瞬の判断が命を救う。 医療の現場では当たり前の事である。 白衣を翻しながら、医師たちが駆けつける。
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Re: 広島偵察ss@ダッシュ ( No.3 ) |
- 日時: 2007/04/11 20:41
- 名前: 金村佑華@FEG
- よろしければお使い下さい
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「急げ!!」 偵察部隊は、全力で駆けて行った。
広島のこの土地は森が多い。地は草が生い茂り、一見すると走りにくい。が、それは全く問題がなかった。
「大丈夫! この辺りに敵はいない!」 星見司の青にして紺碧が小声でみんなにそう伝えて励ました。森国人であり、星で未来を予測する星見司の言う事だ。周りはやや安心したようだ。 「そうよ、だから急ぎましょう!!」 世界忍者の結城由良女王もみんなを励ます。忍者ゆえの物音も立てずに走る彼女が前で走るのは、何とも頼もしい。
偵察部隊の士気は、彼等の声により高まり、より一層、目の前の行動に全神経を集中できた。
にゃんにゃんは元が猫ゆえのしなやかさで、わんわんは持ち前のパワフルさで、この草木生い茂る地をものともせず、走っていた。 /*/
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Re: 広島偵察ss@ダッシュ ( No.4 ) |
- 日時: 2007/04/12 18:19
- 名前: 青にして紺碧@海法よけ藩国
- プリンセスガード仕様のゴールデンに乗る面子がこの3人だった場合の、
ダッシュ(逃亡)用SSです。
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「いやぁ、それにしても」
青にして紺碧は、揺れる機体の中で努めて明るくしゃべる。
「このメンツって、豪華ですよね〜」
パイロットが海法よけ藩国の摂政。コパイが世界忍者国の国王とゴロネコ藩国の摂政。 ちょっとした密談でもできそうな面々だが、今はそれどころではない。
わんわん帝国より貸し出された機体、プリンセスガード仕様のI=D「ゴールデン」を駆 り、追っ手から逃れる3人。偵察そのものは成功、貴重な情報も入手したが、いかんせ ん人間よりも図体のでかいI=D。いくら偽装しても、ばれるときはばれる。
「お二人とも、しっかりつかまっててくださいね〜。大丈夫、絶対お二人は国許にお 返ししますから」
森を縫い、草を踏みつけ、追っ手を振り切るべく、3人を乗せてゴールデンは走る。
「藩国で鍛えた奇跡の末脚、ここにご披露仕ります!」 「いや、紺碧さんの足が速くても、ゴールデンの速度には影響しないから」 「結城王、冷静に突っ込まないで下さい。そこはほら、気合でなんとかってやつっ す!」
2人の会話を聞いていたYOTが口を開く。
「ふむ、気合ですか。では私も一つ。おりゃああああああっ!」 「YOT殿、ありがとうございます!ぬぉりゃああああああっ!」 「えー、私もやるの?……では、こほん。そりゃあああああっ!」
3人の妙な気合が乗り移ったか、ゴールデンはひた走る。まだ逃げる、まだ逃げる。 まさに先行逃げ切り型。第4コーナーを回って先頭はゴールデン。後続はまだ見えな い、まだ来ない。このままいっきに、ゴーーーーーーール!
ダッシュ成功。追っ手を振り切りました。
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広島偵察ss@ダッシュ ( No.5 ) |
- 日時: 2007/04/12 18:37
- 名前: アルバート・ヴィンセント・ログマン@紅葉
- ここでよいのか迷いましたが、投下いたします。
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「一緒に旅行に行きませんか?」
見目麗しの女性の方にこんな事を言われたら、心高鳴ってしまうのが男性の性。 ”誰”と一緒で、”行き先”がどこで、そして”何のために行くのか”を確認せずに頷いてしまったのは、致し方ないところでございましょう。 いやはや、ダンスパーティーの会場という華やかな場に、わたくしも年甲斐もなく浮かれていたのかもしれません。
そうして現在、わたくしは皆様方と一緒に広島に居ります。
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「む〜む〜さま、旅行にもって行く物の確認をお願いしたいのですが」
ダンスパーティーより戻って後、各国への出兵準備や補給物資の発送の手配に追われる傍ら、む〜む〜さまは、旅行の準備にも余念がありません。 わたくしも微力ながらお手伝いをと思い、「持って行くもの」のリストを作成したのですが……。
「お弁当、随分豪華なメニューですね」 「はい、世界忍者国の由羅藩王さまもいらっしゃるとのこと、シェフには腕によりをかけて――」 「でも、残念ながら必要ありません」 「は?」 「替わりにこれを」
む〜む〜さまは、お弁当のメニューに大きくバツを入れると、替わりに、
――Cレーション――
と書き入れました。
「コンバットレーションというと、軍用の携行食でございますな」 「そうね」 「よろしいので?」 「ええ、でも、どうしてもというのであれば…ここまでは許すわ」
――鍋の国特産、鍋レーション――
「かしこまりました。ではそのように」
やや不可解に感じたものの、今回の旅行は少し変わった趣向の演出がおなわれるのだろうと納得する事に致します。
「これもいりません」
む〜む〜様は、「軽快な服装」の欄に大きくバツをいれます。
「替わりにこれを」
――迷彩服――
と書き入れられました。
今回の旅行は、少々ワイルドな趣向が凝らされるようです。
「あと、これを追加してください」
持って行くものリストに次々と、暗視ゴーグル、銃火器、予備弾薬、等が書き入れられます。 先ほどは「少々ワイルドな趣向」と表現いたしましたが、その表現では甘かったようです。
「少々旅行の趣旨を見誤っていたようですな。早速見直しを致します」
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我々は、広島に居ります。 持ってきたものはいずれも大活躍。 現在も目下逃走中。 持ってきた銃火器はなるべく使いたくないのですが、そうも言ってられないかもしれません。
藩国の皆様にお土産を買って帰る余裕は、残念ながら余りなさそうです。
いや、ここで見聞したことをお土産にするといたしましょう。
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広島偵察ss@ダッシュ ( No.6 ) |
- 日時: 2007/04/13 01:30
- 名前: よっきー@海法よけ藩国
- PGゴールデンのダッシュ用SSです。
文の内容は直線加速しかしておりませんが 適当に投下してもなんとかなるかな、と思いつつ。
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もっと、もっとスピードを!
スロットルは既に全開だ。 高高度ジャンプをするために必要なウィングが、今は加速の邪魔をする。 ベクタードノズルも直線加速にはさして役に立たない。
舌打ちを一つ。迷わずフットレバーを蹴っ飛ばして機体を前傾。 上半身をほぼ水平に。ただただ前へ進むだけに推進力を投入。 轟音とともに重厚な機体が弾かれたように加速する。 手足は地面に激突しないようにするためのサスペンションだ。 既に関節の可動速度は移動速度に追いつかない。
獣のように疾走するゴールデンの激しく揺れるコクピットの中、 知らず知らずのうちに笑みがこぼれた。
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Re: 広島偵察ss@ダッシュ ( No.7 ) |
- 日時: 2007/04/13 20:39
- 名前: リバーウィンド@akiharu国
- 【敏捷(ダッシュ)】SS 非I=D用
慣れない実戦任務に、心身ともに疲労しているであろう吏族たち。 しかし、彼らは挫ける事はない。支えるのは強い意志、後を押すのは輝く希望。
素早さが重要な局面が訪れた。移動速度と刹那の時間が求められる。 疲れなど何するものぞ。 手足に背に、見えざる翼を持つかのごとき疾走が始まる。
木の根を飛び越え、枝を屈み避け、走る。 単に目標を目指しているのではない。 張り出た岩に身を削られつつも、走る。 誰かに命じられたからではない。 足を取られ倒れかけた者を支え、共に走る。 前を行く者に追従しているわけではない。 腕を振り、足を蹴り、走る、走る。 求めしは、確たる希望。命の輝き。 一人一人がそれをその手に掴まんと、自らの意志で、自らの体を進めているのだ。
今までにないほどの、自身の酷使であろう。 切り傷や擦り傷を負い、血を流す者も多い。 それでも彼らは行く。 その瞳に絶望の二文字は。 欠片1つ、ない。
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Re: 広島偵察ss@ダッシュ ( No.8 ) |
- 日時: 2007/04/14 08:05
- 名前: 榊遊@え〜藩国
- 【敏捷(ダッシュ)】
…現在、私こと榊遊は偵察作戦の為、広島の地を駆け抜けております。 吏族による大規模なチェック作業の労をねぎらうと言う目的で 開かれたらしいダンスパーティで行われた余興のビンゴ大会。 その景品の一つが、この偵察作戦を行なう権利で、 当選者のむ〜む〜様と同じ卓で参加していた為、 私達も参加させて頂いている訳ですが… 普段デスクワークが主である私には少々ハードな任務ですわ(苦笑) 他の皆様の様子を確認した限り吏族以外の職も兼ねている様で、 吏族アイドレスのみの私と違ってまだまだ余裕がある様に見えます。 それにしてもI=D搭乗の方が羨ましいですわ(へろへろ) 以前、従軍の為の訓練として藩国の山林で行軍訓練を受けていなければ、 不整地で足を取られたり木の枝に阻まれて脱落していたかもしれません。 しかし『数は力』。 肉体労働では足手纏いでも頭脳労働なら自信はありますし、ついて行けさえすればお役に立てる筈ですわ!
…とは言え、そろそろ一息入れたいのも確かですわ〜(しおしお)
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Re: 広島偵察ss@ダッシュ ( No.9 ) |
- 日時: 2007/04/14 17:42
- 名前: 寅山 日時期@詩歌藩国
- 「走れ!」
誰かが声を上げた、 その瞬間、全ての兵が一秒で走る体勢に入り、 その次にはもう走っていた、全速力で。
姿勢を低くし風を切り、 つま先で地面を蹴り上げ、目標に邁進する。 いそげ、いそげ、一刻一秒が事態を分ける。
はやく、もっとはやく。 大樹の根っこを飛び越え、岩をよじ登り、 体中が擦りむけるのも気にせずに、 他の兵が転ばぬよう気を配り、兵たちが一団となって疾走する、 全ては目標に早く着くため。 その姿はまるで、狼の群れのようだ。
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広島偵察ss@ダッシュ ( No.10 ) |
- 日時: 2007/04/14 19:39
- 名前: 龍鍋 ユウ@鍋の国
- とある人物の心理描写
ダッシュ! ダッシュ!! ダダッダシュ!!!
いま〜だ、そこ〜だ、駆けー抜けろー
そこーだー バッシュシューショ〜
全速力で走り抜ければ世界はお・ま・え・のモノさ〜♪
スーパーーランナーーになっちゃうぜぇ〜♪
心理描写終わり
「ああーーもうーー現実逃避してても仕方ないから走るん!?」
走りながら叫んでいたので舌をかんでしまったらしい……。彼はくやしさを速力に変えて走りまくった。
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Re: 広島偵察ss@ダッシュ ( No.11 ) |
- 日時: 2007/04/14 20:42
- 名前: ゆうみ@るしにゃん王国
- 「走れ!」
振り向く暇などない。 足の速い仲間に遅れぬ様、必死に走る。
自分一人取り残されて死んでも、他のみんなが助かればそれでいい。 けれど、仲間はきっと、取り残された自分を助けに戻って来てしまうだろう。 自分がそうするように。
だから、全力で走る。 自分の為に、仲間の為に、世界の…いや、未来の為に!
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