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広島偵察ss@回避
日時: 2007/04/10 23:42
名前: 兄猫 

こちらは【敏捷(回避)】用のssをお願いします。
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Re: 広島偵察ss@回避 ( No.3 )
日時: 2007/04/12 22:23
名前: 嘉納@海法よけ藩国 

「発破!」

 青にして紺碧がボタンを思いっきりねじ込むと、機体につけられたバックパックから、大量の小麦粉があふれ出す、粉の中に混ぜ込まれたアルミ片が電波を撹乱し、情報を乱す。

「こいつはおまけ!」
 手に仕込まれた筒から飛び出したカタマリはコネかけのうどん、ほどよく溶けた粉が敵の視界に辺り、一時的にカメラに張り付くと戦闘での熱で即座に固まった。

 よけ藩国摂政青にして紺碧、うどんを投げさせたら随一の腕前であり、はらぺこ王国である意味品癪を買う一世のうどん職人である
メンテ
Re: 広島偵察ss@回避 ( No.4 )
日時: 2007/04/12 22:26
名前: リバーウィンド@akiharu国 

【敏捷(回避)】SS 非I=D用

吏族による今回の偵察行。その立場ゆえ、戦場を知るも交戦経験に乏しいものも多い。
それでも彼らは進む。臆することなく、驕ることなく。

「敵性体確認、一時方向」

ポイントマンを努める者が、静かな、だが仲間には不思議と通る声で報告する。
歩を同じくする者たちに、緊張が走る。

「……落ち着け、落ち着け、落ち着け……」

誰かが小声で、自分に言い聞かせている。
多少なりとも戦慣れしている者は、素早く周囲に視線を送り、足場や遮蔽物を探している。
この程度で臆するような覚悟の者は、この場に1人たりとも存在していない。

「敵性体に動き。攻撃、来る!」

再びのポイントマンの声。

「ちっ、散開、回避っ!」

その指示を出したのは誰だったのか。確かめる間もなく、一斉に散る。
体格の小さな者、素早いものはそれを生かす。障害の間を通り、飛び越え、距離を稼ぐ。
目端の利く者もそれを生かす。十分な遮蔽物の陰に入り、それに気を抜くことなく警戒を続ける。
出足が遅れても心配は要らない。誰かが助けるのだから。
皆の動きを把握している者もいる。すでに次の行動を考えているのだろう。
能力は十分なのか。自信を持って、是、とは言い切れないかもしれない。だがその意志は十二分。皆が最善を尽くしている。

(こんなところで倒れるわけにはいかん)

内心の呟きは、今回の任務参加者たちに共通のものだろう。
それはきっと、明日に光を呼ぶために。
皆に希望をもたらすために。



【敏捷(回避)】SS I=D用

I=Dは大きい。駆動音もたてれば、熱も出す。
その金色の機体は、あるいは偵察という今回の任務には適さないのかも知れない。
だが、それは誇りと自負の色。
その勇姿は、皆に勇気を与えていた。

コクピット内に電子音。索敵・観測機器が、何かを捉えたらしい。

方位20に熱源。IFFイエロー、敵性体の可能性大、以降ボギー1と呼称。
WSOを務める者からのそのような報告に、機内に緊張が走る。
機長から指示、友軍に情報が伝えられる。
一方で付近の地形を走査、可能な機動パターンを複数想定する。

ボギー1の反応が増大。攻撃を確認。

最小限の機動で最大限の効果を。
フットステップ、合わせて推力を掛ける。
単純でもなく、複雑すぎもしない機動を描く金色のI=D。

(中りはしない)

心の呟きは、誰のものか。
任務成功のため、すなわち皆の希望のために。
彼らは戦場を舞う。
メンテ
Re: 広島偵察ss@回避 ( No.5 )
日時: 2007/04/12 23:06
名前: 悪童屋@え〜藩国 

『生きて帰らないと…。』

広島偵察に志願してやってきたのだが、移動中に敵と遭遇してしまった。気付かれずに帰還できればよかったのだが見つかってしまったものは仕方がなかった。

 敵はすぐさま攻撃を加えようとしていた。貴方は『ここで撃墜されるわけにはいかないんです!!』と声を上げながら緊急回避を行った。無理な動作で思うように動かなく、見ていてかっこ悪かったがそんな事を考えている暇はなかった。

 息を切らして周りを見てみれば、全身傷だらけながら致命傷はなくどうにか敵の攻撃は凌げたようだった…。だが、次の攻撃が回避できるとは思えなかった。すぐさま、貴方はどうするのかを決めて行動し始めた。
メンテ
Re: 広島偵察ss@回避 ( No.6 )
日時: 2007/04/14 12:16
名前: 榊遊@え〜藩国 

【敏捷(回避)】歩兵用

『散開、回避っ!!』

直前に敵の攻撃を察知した者が周囲に指示を飛ばす。
それに対する周囲の反応も素早い。
本職ではない吏族が多いとは言え皆、ここ最近続け様に起こっている戦闘を生き抜いて来ているのだから当然と言えば当然であろう。
各々手近な遮蔽物…盾となる樹や岩、敵の視覚から身を隠せる藪へと素早く身を隠す。
また、金色のI=Dゴールデンの傍にいた者は遮蔽を取りつつ可能な限り距離を取る為に移動する。
目立つI=Dには攻撃が集まる為、その周囲も危険である事が一つ。
もう一つは足元に味方がいる事によってただでさえ的が大きいI=Dの回避行動の妨げになってしまうからだ。

周囲に敵の攻撃が着弾する。

歩兵にとっては絶大な恩恵を与えるがI=Dサイズでは酷く動きを制限する
山林の地帯を物ともせずに囮となって巧みに攻撃を回避し続けるゴールデン。
見た目の軽やかさとは裏腹に操縦席の3人は魂を削る様な過酷な操縦を強いられている事だろう。

だがもう少しだ…敵も無限に攻撃を続けられる訳では無い。
だから今は彼等はこの攻撃を凌ぎ切った後の為に心を静めてその時を待つ…。
メンテ
Re: 広島偵察ss@回避 ( No.7 )
日時: 2007/04/14 14:21
名前: ナマムギ@紅葉国 

【敏捷(回避)】用のSS

相手の攻撃。
恐れなければ、大したことではない。
恐れるべきは、自分の心。
緊張が体の自由を奪い、心を硬くさせる。
相手の攻撃が当たるのは、いつもその時だ。

だから俺は、回避すべき時はいつでも、自然体を保つ。
簡単なことではない。
しかし、意識をするだけで、当たる率は変わる。
意識をして、深呼吸。
回避前に、こんなことをするのは、俺だけかもしれない。

攻撃が、来た。
血が、体中を巡っているのが、良く分かる。
今なら、どんな動きだって出来る。
相手の攻撃を避けたあと。
その時が、相手にとっての最大の隙。
相手に痛撃を与えるならば、大きな動作は避けなければならない。
早くカウンターを与えるために。

さあ、避けてみせるぜ。
メンテ
Re: 広島偵察ss@回避 ( No.8 )
日時: 2007/04/14 18:10
名前: 寅山 日時期@詩歌藩国 

避けて行く。
敵が放つ銃弾を、その攻撃を。
ある者は岩を壁にし、ある者は肉弾を紙一重でかわし。
IDは防御体勢をとり、兵たちはその後ろに隠れる。

その絶望的な攻撃のなか、誰一人として、
諦めている者は居なかった。全ての兵の瞳がこう語っていた。
”必ず生きてかえる”と。
メンテ
Re: 広島偵察ss@回避 ( No.9 )
日時: 2007/04/14 18:59
名前: od@ヲチ藩国 

【歩兵部隊用】

砲撃が、降ってくる。
その弾道はひどくゆっくりに見えて、
odはうお、俺今ちょっと瀧川っぽい、などと
のんきなことを考えた。

odの所属はヲチ藩国、
みかんといよかんとのんき者の国である。
着用アイドレスは北国人+整備士+吏族。
どうみても裏方系であったが、
舞踏会で調子に乗ってドラゴンステーキを五人前平らげてからこっち、
やれ後ほねっこ男爵領偵察だの今回は広島偵察だの、
えらく偵察づいた日々を過ごしている。

もとより、今回の広島偵察は安全な任務ではなかった。
なにしろ名目が「危険な冒険」である。
そして、大方の予想を裏切らず戦闘は起こった。
odが配属された歩兵部隊は、
砲撃の知らせを受けて一斉に回避行動に移る。

整備士アイドレスは、敏捷評価−1である。
odの反応は一歩遅れた。あわてて小隊員の背中を追う。
弾道がゆっくりに見えてるのは、
別に瀧川っぽい訳ではなくて死にかけてるからだと
気付いたとも言う。

早くもアゴを出しながら、
なんとか追いつこうというその背後で、閃光。
弾着である。

どんじりのodは、爆風に背中をあおられて転倒。
頭をさすりながら身を起こす。
歩兵部隊は無傷、小隊長が集合をかけている。
odは転倒でとりおとした偵察装備をつかむと、
「27003od、負傷ありません!」と声を張りながら
駆け寄っていった。

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Re: 広島偵察ss@回避 ( No.10 )
日時: 2007/04/14 19:29
名前: 龍鍋 ユウ@鍋の国 

「散開、回避っ!!」

 誰かが叫んだ声が聞こえる。敵の攻撃の中、皆、回避行動を行った。

 華麗に避けまくる人もいれば障害物をうまく使い回避する者もいる。

こんなところで終わるわけにはいかない!!

 それは皆が共通した思いであり、また勝利への道でもある。ただできることがあったからここまでやってきたのである。やるべきこととやりたいことが一致したのである以上はあとはただ成すべきことを行ない実行するだけである。こんな幸せな事はない。それが目前にせまっているのにこんな攻撃であきらめるわけにはいかない。

「みんな負けるなよ!」

 そんな思いで皆、耐えるのであった。思いは届く……皆、この時の気持ちは一緒であった。
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Re: 広島偵察ss@回避 ( No.11 )
日時: 2007/04/14 19:48
名前: 波多江@海法よけ藩国 


青にして紺碧。
よけ国摂政である男は、藩王海法などと並ぶほど「避け」を極めてもいた。

そんな彼にとって、偵察先で遭遇した敵の攻撃など避けるのは、児戯に等しかった。

「お粗末過ぎます。私に命中させたければ、この百倍ぐらいの弾幕を張りなさい!」

華麗に避ける度、敵の攻撃が激しさを増す。しかし、敵弾は当たるどころかかすりすらしない。

「はっ。この程度が避けられないで摂政が務まりますか!」

青にして紺碧は不敵な笑みを浮かべながら避け続けるのだった。
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広島偵察ss@回避 ( No.12 )
日時: 2007/04/14 21:00
名前: 鍋山雨花子@鍋の国 

今回の作戦は敵の目を避けて行動することが重要だったが、見つかったものは仕方ない。
そしていざ戦闘が始まってしまったら、今度は敵の攻撃を避けることが最重要である。
 運のいいことに、広島という土地は遮蔽物が多い土地である。

平時に奥地を移動するには確かに不便なことこの上ないが、裏を返せば攻撃を避けてほんの一時隠れる場所などはいくらでも見つかるということでもあるのだ。
 入念に準備を整えてきた部隊は、常に周囲を観察しながら移動してきた。
回避する場所取りなどたやすい。
彼らはいつでも回避行動をとれるよう、その瞬間を待った。
メンテ

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