新・世界忍者国 イベント掲示板
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  [No.1815] [固定URL] (完成)世界忍者国剣術 投稿者:山羊舐  投稿日:2017/10/27(Fri) 06:43:21

部品: 世界忍者国剣術は治安維持剣術・忍者剣術の統合的更新である(二年の修練が必要)
21ターンで大活躍した治安維持剣術・忍者剣術であったが、その双方を習得するのにはリソース(主に時間など)がかかりすぎるとの問題を抱えていた。これを結城藩王より相談受けた忍者、世界忍者、治安維持剣術を身に着けた歩兵らは、忍者剣術アイドレス、治安維持剣術アイドレスを編纂した山羊舐氏(山羊舐氏は忍者でもある)と協議の上、これらを統合し洗練した、世界忍者国の剣術を創始することとした。世界忍者国剣術の始まりである。世界忍者国剣術は片手剣を主体とし、両手持ちでの斬撃、武器の両手持ち、非殺での白兵戦闘は副次的に覚えるものとした。これにより世界忍者国剣術の習得は二年を要するものとし、忍者刀、片手剣、もしくは鞘付きのそれらにて戦うものとなった。

部品: 打刀のように腰に差す
忍者刀はよく背中に差している姿が戯曲や講談で見受けられるが、もちろん、戯曲の作者が忍者の戦いを見たことがないために創作された、わかりやすさの記号である。実際は刀など重くてやってられないので、あまり使われない。それでも忍者刀を使わざるを得ない状況が想定される際は、一般の帯刀する人と同じ格好、つまり、腰に刺すのが普通だ。

部品: 世界忍者国剣術の概要
世界忍者国剣術は片手剣、あるいは忍者刀と呼ばれる頑丈な鞘を持つ直刀を用いて相手を殺傷する技の総称である。以降、使用する白兵武器を得物と呼ぶ。世界忍者国剣術では通常、相手に黙って飛びかかることはなく、忍者刀を額の情報に垂直にかざし敵にこれをよく見せることから始まる。この時声をかけ、世界忍者国公儀の御用による者であることを顕示する必要がある。この時のセリフは「世界忍者国、ここに推参!」と決まっている。

部品: 片手剣を使った鍛錬
忍者刀を含む、世界忍者国剣術に用いる片手剣は短く直刀で、先端鋭く、重い。また鞘も殴打に使える程度には頑丈なので、これまた、重い。この荷重量を相手に感じさせることなく日常生活を送るのが、世界忍者国剣術第一の鍛錬である。

部品: 得物を持つ際の体勢
得物を持つ際は、足を大きく踏み開き、足型は逆八文字に開く。続けて左脚を引き後ろ膝を軽く曲げ、右脚を前に出し、胸を張り、敵の目に我が目線をつける。得物を構える際は重心は身体の中心に落とすように留意する。前に伸ばす脚は右脚とだいたい決まっているが、実のところは左右どちらでも構わず、前と左右に、左脚、右脚のどちらからでもとっさに踏み込めるようでなくてはいけない。

部品: 得物の持ち方
得物は右手に持ち、太鼓の撥を持つ要領で持つ。このとき左手は左腰上に、ピタリと強く抑え当てる。これは鞘を帯の上から押さえつけて動かさない用心のためであるが、前転や後転、それを伴う受け身の際に打刀を帯の右前に移動させ鞘の破損を抑えるためでもある。

部品: 得物の握り方
得物の柄を握る内の薬指と小指は力強く握りしめるが、他の三指、すなわち親指、人差し指、中指はなるべく、ゆるく、やんわりと柄を握る。手首はことさら柔軟にして、右回転、左回転が早く、柔らかくできるようにイメージする。

部品: 足体動作
足の運びを中心に移動に関する動作の事を総称して、足体動作と呼ぶ。足体動作には前方に進むものとして送り脚、詰め脚、歩み脚、猫脚があり、後方に進む引き脚、詰めの引き脚、歩みの引き足がある。また、左右移動をする移り脚、斜め前方に入る入り身脚、そして左右の転換体がある。転換体とは、後ろの脚を一旦前の脚の前に置き、これを脚がかりに敵の左右まで前の脚を進め、我が身を半回転させることで敵の横ないし斜め後方に立つ足体動作である。これらを、立位、座位、半立位(膝行位)で行うのが、世界忍者国剣術の足体動作である。

部品: 歩みの猫足
世界忍者国剣術の基礎として習う足体動作のひとつで、前に出ている右足の前側と後ろ側、後ろの左足の前側と後ろ側への細かな加重と抜重の組み合わせで、微小な動きのみで前方へ少しシフトする、独特の歩き方法。フェイントや別動作の補助、および練習として用いる。

部品: 足の真ん中を使って踏む
爪先立ちや踵立ちを想像する忍者の歩みだが、実はいたって普通に足の真ん中で歩く。忍者特有の挙動とは足先の工夫ではなく、通常の移動動作を加重と抜重の制御でブーストすることを言うため。

部品: 足体動作に気配りして歩く
忍者修行を始めるにあたって最初に教わるのは礼法と着付け、そして足体動作である。足体動作習熟には、道場と呼ばれる天井の低い部屋で、四方を足体動作のみで移動するところから始まる。

部品: コツは、聞いて考える
足体動作は耳で聞き、自分と師匠筋との違いを考えるのが早道と言われている。これは自分や相手の足体動作を耳で追うと、自然に音の出ない歩みが会得できるからによる。

部品: 構えの思想。「殺し間は1m、移動で間を広げる」
剣術での殺し合いを一概に語ることは難しいが、剣の届く範囲に相手の急所を捉えるのがその要諦である。剣の届く範囲を殺し間と呼ぶ。忍者刀の場合はその距離三分の二身長分、つまり半径一メートル程度である。ゆえに、移動がとても重要になる。どのように移動し、どのように敵を殺し間に留めおくかには代々の口伝がある。

部品: 構えの種類
修行ては、足体動作と合わせて構えを教わる。目録として簡単に説明する。正眼構、上段構、下段構については省略する。脇構、これは前後の敵に対する構え。八相構、遠間を斬る構え。弓構、弓矢や投石に対する構え。中段脇構、囲まれた時に用いるが、危険な構え。大上段構、あまり使い道のない構え。いずれも口伝がある。

部品: 上段の構え
柄頭が額の上にくるまで得物を掲げ、後方斜め後ろに切っ先を置く構え。基本となる構えのひとつで、正眼の構えと並んで、おおよその型での初期の構えになる。

部品: 下段の構え
切っ先を下ろし、敵の斬りに来る間をもって切っ先を上げ、敵の刀を止め受けて、巻き上げるないし巻き落とし、無刀にしてとどめを刺す無慈悲な侍剣術で用いられる構え。世界忍者国剣術では、下段は車(来る間)剣として恐れつつ、対策をとった。要するにかかってこないので、投石などの飛び道具で片を付けるべきもの、とされた。どうしてもの場合のみ、走って逃げ、距離をとってから叩けとされた。下段の構えのまま走ると人間は前屈ぎみになるので、そこで前に出た頭をたたくのであった。

部品: 正眼の構え
得物を前に出し、右脚を敵方向に大きく踏み出すと同時に、得物の先端を敵の両眼の間につけるように構える。世界忍者国の剣術では、青眼、西岸(西の岸、つまり西方浄土、要するに死者の国)などの字を当て、構えよりも目付の部分を工夫するよう申し送られる。世界忍者国剣術でいう正眼の構えの目付の要諦はひとつところに注視しないことであり、全体を巨視的に見通すことで、相手の行動を相手の意図より先に読み取ることを、重要視している。

部品: 下段の構え
得物を前方斜め下にむけて、先端の延長線の先を、敵の脚つま先に結ぶ。体勢を低く構えることで、敵の攻撃範囲を狭める働きを持つ。

部品: 右/左脇構え
左脚前に踏み出し、右脚を後方に引き膝深く曲げる。低く左半身となり、得物は水平に後方へ方より一直線になるように伸ばす。左脇構えはその逆である。このとき得物重心を水月(みぞおち)あたりに、先端を左において、横一文字に構える。

部品: 逆手の構え
得物の柄を逆さに握り、刀身を腕の外側にぴたりとつけ、刃は外側前方、敵の方向に向ける。右拳が額の前方にあるように、得物と腕を垂直に立てて構える。このとき右脚は前に出し右半身に低く構える。重心は身体の中心に落とし、視線は敵の眼につける。

部品: 得物での斬り付けの要諦
まず、敵に抵抗の気配有りと察知すれば、機先を制して、急に間合いを縮め、腰の得物を、手首柔らかく、得物の先端が小円を描くように回転させて迅速に取り出し、凶器を握った敵の手首、腕、あるいは蹴ってくる脚スネなどを斬り付け、凶器を取り落とさせ、その抵抗を封じる。

部品: 正面斬り付け
得物で斬る基本動作五種の一。送り脚をしつつ、正眼の構えから上段の構えに移行して上から真下の敵に振り下ろす方法。基本となる斬り付けであり、最も訓練が必要となる斬り付け。

部品: 正面下斬り付け
得物で斬る基本動作五種の二。詰め脚をしつつ、下段の構えから手首を返して前方上に掬い斬りにする方法。この時得物先端が小円を描くように振り、敵の小手やスネを斬り付ける。

部品: 左右面/胴/袈裟斬り付け
得物で斬る基本動作五種の三。左/右脇構えから、打撃の瞬間、敵の右/左横に得物を抜き、得物先端が小円を水平に描くように得物を回転させ、右(左)から左(右)に斬り付ける。左右面斬り付けなら側頭部から側頭部上部へ、左右胴斬り付けなら脇腹を、袈裟斬り付けでは首筋から正中線を断つ。足体動作については、左右面/胴斬り付けに関しては送り脚を用いるが、袈裟に際しては入身脚を用いる。

部品: 逆袈裟斬り付け
得物で斬る基本動作五種の四。得物を胸前に斜めに、先端を右肩、握り柄を左腰骨に当たるようにおいて構え、打撃の瞬間、得物を左前斜め下方に引き抜くと同時に、得物先端が小円を描くよう回転させ、左下から右上に向けて、敵の小手や脚スネを掬い斬りに斬り付ける。この斬撃法は機先を制して瞬間に斬らねばならないが、手首の強く早い回転と得物の重量を活かして斬るため、腕に関係なく斬れる。

部品: 突き
基本動作五種の五。相手の左面を斬り付けると見せかけて、手首を返しひきつけ、相手の頸動脈を突き斬る。浅手(軽傷)になることが多く、また決まった場合でも大量の出血を見るので、行った後は止めと血振りを兼ねて大きく巻いて袈裟に斬り付けるのが通例である。

部品: 巻いて斬る
刀や薙刀、槍や棒などに対抗するための斬り方。得物は比較的短小な武器なため、両手持ちの武器と打撃力を比較すると格段に弱い。その劣勢を補う工夫が巻いて斬る斬撃法である。巻いて斬るとは回転させて斬るの意味で、遠心力で打撃力を強くするのに加えて、腕を十分に伸ばし、大きな円周を得物先端にて描き、その到着点で全身の筋肉を引き締める。この時瞬発力は凝結され、遠心力で強めた力を更に強くすることができる。得物の巻き方は、腕を肩からいっぱいに伸ばしたり、柔軟に曲げたりしながら、手首を柔らかく、得物先端で、縦に横に円周を描き、遠心力で生ずる力を最後の一打に絞り、渾身の力を込めて斬る。敵や敵の武器に当たる瞬間、全身の筋肉を強く引き締め、呼吸を止め、肛門を強く締める。

部品: 上巻き斬り
上から下に得物を巻いて斬る打法。正眼に構えた得物を、左方向に回し、背中の中心点(脊椎骨)に触れるところまで回し、ついで腕を十分に伸ばし、得物先端で大きな円周を描いて上から下に斬り下ろす。

部品: 左巻き斬り
右から左に得物を巻いて横面や腕を斬る打法。正眼から、得物先端で大きく円周を描くように左に得物を回し、棒身で後ろ首筋を撫ぜるように右に引き、腕を十分に伸ばし、得物を右から左に円周を描いて斬る。

部品: 右巻き斬り
左から右に得物を巻いて斬る打法。正眼から、得物を垂直に立てながら腕を曲げ、柄を右耳に触れるように引きつけ、ついで得物を後方に倒しながら、右肘を上に上げ、身体を右半身に斜めに構え、右耳そばの握り柄ごと、拳を首左側面につける(右拳を頭上右から左下に移動させる)。腕を十分に伸ばし、得物先端で大きく円周を描きながら、左後ろから右前方に得物を振って斬る。

部品: 四方拂(払)い
得物の型の一で、斬りかかる敵に対する型。右左の袈裟斬りへの対策、逆袈裟にてのスネ斬りへの対策、胸突きへの対策、正面斬りへの対策によってなる。それぞれ、斬りかかる敵の切っ先にこちらの切っ先を当てて斬り落としてからの右(左)小手斬り付け、左(右)入り身から左(右)斬り落とし小手斬り付け、右入り身足しつつの打払いから柄での目潰し・左袈裟斬り、正面止め受けから斬り払い・胸突きの技法を用いる。

部品: 左転換体
得物の型の二。斬りかける相手を左入り身でかわし、敵刃を撃ち落とすとともに、右脚を軸に左脚を出し、右に半回転して敵の右斜め後ろに並び立つ。敵右手首を左手で掴み、敵の後頭部を斬る。あるいは続いて左手で敵の右手肘関節のすぐ上を一緒につかみ、右手人差し指、中指で得物ごと相手の後ろ髪をつかみ、そのまま右脚を後方に引き、左脚を軸に右に円を描いて回転しながら引き落とすと、敵体をうつ伏せに引き倒せる。留め。

部品: 右転換体
得物の型の三。敵の刺突に対して、敵左腰の鞘を制して敵を押し伏せる型。敵刃を左に強く弾き、右脚を軸に素早く右に半回転し、敵の左背後に周り、左手で敵の左手首を掴み、右手で敵の刀鞘、こじりの近くを逆手に握る。ついで、鞘を上に上げ、鞘の中央部を敵の左腕肘関節に押し付け、押し倒す。抜刀し留め。

部品: 連れ返し
得物の型の四。格闘中、右手得物の柄を掴まれた場合の型。得物を掴んだ敵の五指をひねり捻るように、得物を小さく回転させながら、左手で敵の五指を得物ごと上から握りしめ、得物を梃子にして前方斜め方向に引き落とし投げ倒す。右手で掴まれれば左斜めに、左手で掴まれれば右斜めに引き落とす。両手で掴まれた場合は、柄を握った左右両手首を、交差させる形に捻るように得物を梃子にして捻り、急に外側に引き落とし投げ倒す。左手で敵の前方に出ている手の甲を、相手の得物ともろともに握っておけば、敵の手元側の手の親指は得物で押さえられ、手を抜き取ることは不可能である。そのまま敵の得物柄を前方に強く早く押し倒し、敵右腕上膊(はく)の中心部を、得物柄の先端(柄頭)で強く突く。そのまま右手を滑らせてこちらの得物中心部を右手で順手に握る。この時も左手は敵の得物ごと握りしめて、離してはならない。次にこちらの得物柄を敵の右脇下にくぐらせ、得物柄先端を敵の背後右腕上部に当て、自身を左の方に移動させつつ、得物を下に押し下げながら、敵右手首を背後にねじ上げ、右下床面に敵を引き落とし、押し伏せる。左膝で敵の右手首を制する。留め。

部品: 座とり
得物の型の五。座位にある時、敵が抜き斬りに斬る意図があったときに用いる型。敵は膝立ち、抜き斬りに斬りつけるので、こちらは左脚大きく踏み込み、得物を縦に構え左手を添え、横なぎの敵刃を受け止める。次に右足の裏で敵刃の物打ちを強く踏み動かさないようにする。左膝は地につけたまま右膝立ち、こちらも得物を抜き、時計針の進行方向に大きく円を描いて振り、刀柄を握る敵の手を斬り払って刀を離させ、得物で敵の両眼を斬り牽制し、左手で敵刃の柄を握り、左斜め前に投げ遠ざける。続けて、得物を右手に、敵の首の後方に当て、敵の左頸動脈に強く当て拘束する。同時に得物と敵の着衣左右の方の布を一緒に掴み、得物を押し下げて、敵を手前に、うつ伏せに引き倒す。後退しつつ引きずり、敵の右手を首前から回し、左後方に引きつけ、右回りに歩いて敵身体の右に移動し留め。

部品: 上段受け
得物の型の六。敵に上段から面を斬りつけられたときの受けの型。こちらは得物を頭上に水平に横たえ、左手の五指を隙間なく揃え、得物の下に柄の方向へ指先を向けて置き、刃を上に向け、右脚大きく踏み込み、敵刃の(切っ先ではなく)中程で受け止める。指先を隙間なく揃えるのは敵刃が捕り方の左側に滑った時に指を斬られないためである。次に左脚で踏み込み、得物を下にすり込み、柄頭で敵刃の鍔を強く打つ。左脚で敵の右脚の甲を踏む。敵刃を動かさず、左手を得物から離して敵の右手親指を逆手に握り、ねじ上げて刀の柄を離させる。敵の右手の親指をねじったまま、右手は得物を通じて刀を握ったまま、敵の左手を両手で横一文字に左右に大きく押し開く。ついで、得物を右回しに回転させ、刀身先を敵の手首にかけ小手斬り付け。素早く得物先端を斜めしたから敵の両眼の間に突きつけ牽制。次に敵の右腕を左手で上に差し上げ、その下をくぐり、敵の、脇下の急所である稲妻を、右肘を深く曲げて突き上げる。敵の怯むスキに、右腕を差し上げたまま右脚前に踏み込み、そのまま左に転回して敵の右腕を得物で押さえつつねじり上げ、敵の背後に移動する。続いて右膝頭で敵の尾てい骨を蹴り上げ、右脚を敵の右足首に背後から深くからませ、背中にねじあげた腕と得物とで前下に押し倒す。敵は倒れるので、倒れる敵に添って右側からのしかかり、留め。

部品: 閂(かんぬき)
得物の型の七。格闘の型。敵の上段からの斬り付けを左入り身足でかわしつつ、時計針の逆進行方向に得物を大きく巻いて敵刃を左外側にはじくと同時に、そのまま右脚で前蹴り。同様に、上段からの斬りかかりを右脚を踏み込んで時計針の進行方向に大きく巻き、敵刃を右外に弾く。次の瞬間左脚で前蹴り。前蹴りの後は左拳で敵の水月(みぞおち)に当身を入れる。脚を踏み変え大きく右外から時計針の逆進行方向に巻いて、敵の刀を握った右手首を強く斬り付け、柄を離させる。得物先端を敵の両眼の間に突きつけ牽制するとともに、自分の左腕を相手の左腕上膊の後方上から巻きつけ、深く抱え込む。次に得物を垂直に立て、刃を敵方向に向け、刀柄を握ったままの敵左手首を刃で前方水平に押しながら、上に向けて押し上げれば、敵は動けなくなる。次に右脚を右後方に急に引き、敵を右回しに引き落とす。敵の下半身が着地した瞬間、敵身体の動きを逆転させ左に切り替え、敵をうつ伏せに押し倒す。得物を敵から外し、左手首を打って敵の得物を落とさせて飛ばす。敵身体に馬乗りになり、左肘を左膝で制し、右手を得物で斬りねじ上げ、右肘を右膝で制する。得物を左手で逆手に握り、敵の首前に右から左に差し入れ、右手を上から交差させて得物先端を右手で握り、得物を上に引き上げ首を絞める。左手の得物を首前に当てたまま右手を離し、留め。

部品: 柄(つか)返し
得物の型の八。斬り別れと格闘の型。敵が右八相の構えから左面に斬りかかるのに対し、こちらは右脚から直進し得物を上段から垂直に振り下ろし、敵刃の左しのぎを削るように切り落とす。同じく、左八相の構えから右面に斬りかけるのに対して、こちらは左脚から直進し、得物を上段から振り下ろし敵刃の右しのぎを削るように斬り落とす。これを八回繰り返し、九回目でこちらは上段受けにする。受けた瞬間、左脚で前蹴り、そのまま敵右脚甲を踏みつけ、敵の怯んだ瞬間、敵刃の鍔元まで鈎を滑らせて、得物を右から敵の首にかけ、左手で得物先と敵の襟を掴み、右脚から左回りに円周を描いて歩き敵を押し崩し、円の中心点で小さく早く回って敵を左に投げ倒し、敵刃を払い落として奪い、留め。

部品: 咽喉(のど)輪とり
得物の型の九。得物を逆手に持つ型。敵の上段からの斬りを、右脚踏み込み、逆手の得物で上受けする。この時左手は右手首に添える。時計針の進行方向に巻き、敵刃を右外下に払い落とし、身体を開き左脚で大きく前蹴り。次に右胴への斬り込みに対して、こちらは右脚を踏み込み敵刃を逆手の得物で右外に弾く。次の瞬間、左脚を踏み込み、左拳で敵水月に当身を入れる。突きに対して、左下に受け流すとともに敵右手首と刀柄を左手で掴み、逆得物の棒身で敵右腕の上表面を滑らせ、刷り上げて、敵の右頸動脈に得物を当てる。右脚を敵の背後に一歩大きく踏み込み、得物で首をへし斬りつつ左に回る。首筋の後ろから刀身をあて、敵の左頸動脈に得物を食い込ませ、得物で敵身体を下に押し付けながら、右脚を大きく右後方に引き、敵を右下に引き落とす。敵はうつ伏せに倒れるとともに首が落ちる。

部品: 送り足拂(払)い
得物の型の十。転換体の足運びと足払いの型。上段に対する敵の斬りを、こちらは右斜め前に左脚を踏み込み敵刃をかわし、得物で左上外に敵刃を弾く。とともに、得物を大きく巻き、敵の左上膊(じょうはく、二の腕)を斬る。同様に、敵の斬りかけを左斜め前に右脚を踏み込み敵刃をかわし、右上外に弾き、得物を大きく巻いて敵の右上膊を斬る。次いで、右脚を踏み込み、得物を頭上で小さく巻き、二歩目を継ぎ脚で(つまりさらに右脚で)踏み込み、頭上の得物を早く大きく巻いて敵の左上膊を斬る。つぎの瞬間、敵の斬りかけを避けるために地面に両手をついて身を沈め、左脚を大きく前に伸ばしだし、敵の踏み込む右足首に自分の左足首を掛け、早く強く右に一回転し、敵を仰向けに倒す。脚を取りうつぶせに返して、留め。

部品: 手捕り
すべての武器を失ったときに用いる捕縛術のこと。極めて低い姿勢で構え、地面をはうように低く構える。敵武器の攻撃を避ける際は左右に転がり避ける。敵刃をさばく場合は足体動作を用い、真横や斜め前に避ける。地面を転がり敵の内懐にくぐり入り、敵の金的、髪の毛をつかみ引き倒す。手捕りの掴み方には極意があり、手首をつかむよりは敵の親指を握りしめ、逆にねじ上げて自由を奪うのを良しとする。また、相手の衣類をつかむ場合、服の上から肉に爪を立て、一緒につかむことで逃げられなくする。この技は非殺白兵戦闘属性を持つ。

部品: 太紐で巻かれた柄を用いる
忍者刀の鞘には下げ尾が長くついているが、一方で忍者刀にも工夫があり、柄を縛っている紐は実はほどくことができ、非常に長い紐として運用することができる。めったなことでは解かないが、必要に応じて取り出し、敵の絞殺や登攀の助けなどに用いる。

部品: 鍔を使った悪路踏破
塀や透垣などを超えるとき、頑丈に作った鞘と鍔が大いに役立つ。忍者刀を地面に垂直に立て、それを台にして、ちょうど二段ジャンプのような体制で超越するのだ。

部品: 直刀のメリット
直刀のメリットは数多いが、刀身が短く生産が容易であること、メンテナンスが楽、ないし不要であること。基本的に先のとがった棒がうすべったいだけなので、習得が比較的簡単なことがあげられる。これは低コスト国家では特に有効に働いた。

部品: 忍者刀の鞘
鞘を飾り優雅に仕上げる侍の持ち物とは異なり、鞘は艶消しの墨塗りで、硬木に鉄の輪をはめて頑丈に作られている。この頑丈さはもちろん殴打するためである。また、一時的に高地をとるための、移動の助けともする。

部品: 先に抜かず前に抜く
侍剣術の世界には先の先手とか、先とか、後の先といった言葉がある。これは対等の条件で1対1での決闘での対策術として考え出されたことであり、世界忍者国剣術には無い考えである。あえて同等の言葉を探すと、部品名のような言葉になろう。戦闘とその準備は先頭のより先に終えるものではなく、始まる前に終わらせているべきものである、と言う教えで、詳細は口伝で伝わっている。

部品: 踏み込まないコツ
足止めしての殴り合いは厳格に慎むべきものである。敵の殺し間にて足を止めるのは自殺行為と呼ばれても仕方がない。殺し間に踏み込まずに敵だけを自分の殺し間に入れるコツは存在し、口伝として伝わっている。

部品: 独特の形状に適した戦い方
日本刀独自の形をわざわざ捨てた忍者刀にはそれ相応の戦い方が存在する。刀身が優美な曲線を描く、個人が振り回しての上半身への斬撃を主な用途とした日本刀とはおのずと異なる。忍者刀の用途はそのすべてが逆だ。すなわち、直刀であり、下半身や腹部、まれに胸部への刺突が中心であり、基本的に多人数で戦う。

部品: 世界忍者国剣術門下生への心の見極め
世界忍者国剣術で懸念されたことに、習得に要する期間の短さが挙げられた。これを持って悪用する者が出ないよう、習得においては正直さと礼儀作法を道場主が見極めて入門を判断している。また、入門後は挨拶の大事さと集団生活の要諦を教わり、実践を求められた。加えて、継戦能力のもととなる本人の勇気、そしてチーム内での協調性を養育するため、時折「波打ち際での腕立て伏せ200回」「泥濘地でのバーピージャンプ100回」などの肉体的課題が課せられた。これら課題は入門者のチーム全体に課せられ、不足や間違いがあった場合、チーム全員の責任として課題への再挑戦が求められた。


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