設定資料/アーランシャス世界

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設定資料/アーランシャス世界

えらく昔のものが出てきたので転記。

登場人物

ロイトス

今世紀最高のグラファス学者と称えられるほど, 優秀なグラファス学者であり, それゆえにグラファス源調査チームのリーダーに選ばれた. もとより天才肌で気分にむらのある性格だったが, 最愛の妻が病魔に冒され, 調査中に亡くなってしまったのをきっかけに, 坂を転げ落ちるように精神を崩壊させていった.

プルンデルシア

プルンデルシアはユフノー帝国帝国暦 1098 年に, グラファス学者ロイトスとユイラ男爵家の末娘アラーヤの間に産まれた. 父親譲りの青みがかった黒髪と,母親譲りのきらきら輝く栗色の瞳が 印象的な美しい娘である.

神々

オルト神

アーランシャスの主神であるオルト神は,強大な力を持つ両性具有の神である.布教の勢力的にも大きいオルト神の神殿に行くと,優美ではあるがそれなりにがっちりした体格の青年の姿をした神の像を見ることができる.白銀の鎧を纏っていたり,壮麗なローブに包まれていたりする像が崇められているのだが,オルト神自身はその姿はお好みではないことを,一握りの人間だけは知っている.

威厳を持って接しなければならないときにはそういう姿で現れるが,オルト神の通常の姿は少女とも少年ともつかないほっそりしたものである.髪の色や目の色は青年の姿の時と同じく,麦わらのような金髪に灰色がかった青い瞳をしている.しかし,白い肌は緻密で滑らかであり,頬は少女のようにふっくらとして桜色に輝いている.唇もふくよかで桜色であり,あごはすっと尖っている.小さな頭を長く細い首がつなぎ,なだらかな肩へと線が流れている.薄い胸板にはそこはかとない膨らみが見られ,細い腰とともに中性的な怪しい雰囲気を醸し出している.華奢に見える腕にはしかし,長い柄に巨大な三日月形の刃のついた雷を操るという鎌,ドルンダイルが握られている.

服装は露出気味で胸当てと腰の防具を薄めの布が繋いでいるだけであり,肩,腕,足は二の腕と向うずねから足先を覆う防具を除いてむき出しである.

天界で見られるオルト神の様子は以上のようなものである.天界と地上が分かれておらず,神々が地上をうろうろしていた古代においては,地上でもこの姿だったらしい.地上が分かれ,神々も化身をとらなけらばいけなくなると,青年やら女性やらその時々の気分で姿を選ぶこともあったようだ.

神殿の像が実態と異なるのをオルト神は気にしていないようだ.というより,市井に混じるときいつもの格好ができるので,かえって便利だと思っている節がある.

オルト神の性格は奔放であり,わがままである.美しさを愛し,陽気で落ち込むことが無い.戦いでは勇猛であり,容赦が無い.恋多く,気まぐれであり,長続きはしない.神々と人が共に過ごしていた時期には,幾人かの愛人がおり,彼らとの間に半神半人の子供たちもいたという伝説が残っている.幾つかの国では王族の始祖をその子供たちだとされている.

非常に魅力的だがそのあまりの浮気性に,きまじめなガゼアがプチ切れて争い,闇に追われてしまったという.どう考えてもオルトの方が悪いような.

ガゼア

資料が残ってない^^;


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