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アイドレス/森国人+猫妖精+魔法使い

アイドレス/森国人+猫妖精+魔法使い

要点とか

既存アイドレスの変更と置き換え(1)より。

名称:・森国人(人)
要点:・長い耳・長い髪(男女とも)・やせぎす・皮の服装
周辺環境:・森の中の塔・大水車・一見して森に見える村・河の鉄・高度な瞑想通信
評価:・体格0.67(評価−1)・筋力1.00(評価0)・耐久力0.67(評価−1)・外見1.50(評価1)・敏捷1.50(評価1)・器用1.00(評価0)・感覚1.50(評価1)・知識1.50(評価1)・幸運1.00(評価0)
特殊:
*森国人は一人につきターン開始時に生物資源1万tが増加する代わりに食料1万tを消費する。
*森国人は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。
→次のアイドレス:・猫妖精(職業)・理力使い(職業)・忍者(職業)・整備士(職業)・医師(職業)・観光地(施設)・国歌(絶技)・寮(施設)・食糧生産地(施設)・高位森国人(人)・魔法使い(職業)

名称:・猫妖精(職業)
要点:・猫耳・尻尾
周辺環境:・なし
評価:・体格0.67(評価−1)・筋力1.00(評価0)・耐久力1.00(評価0)・外見1.50(評価1)・敏捷1.50(評価1)・器用0.67(評価−1)・感覚1.50(評価1)・知識0.67(評価−1)・幸運1.00(評価0)
特殊:
*猫妖精はコパイロット行為が出来る。
*猫妖精はオペレーター行為が出来る。
*猫妖精は夜間戦闘行為が出来、この時、攻撃、防御、移動判定は×1.50(評価1)され、燃料は必ず−1万tされる。
*猫妖精は白兵戦行為が出来、この時、攻撃、防御、移動判定は×1.50(評価1)され、燃料は必ず−1万tされる。
→次のアイドレス:共和国大統領選挙(イベント)、猫(職業)、猫先生(職業)、泥棒猫(職業)

名称:・魔法使い(職業)
要点:・婚期を逃した・純真そうな顔
周辺環境:・街角
評価:・体格1.00(評価0)・筋力0.67(評価−1)・耐久力0.67(評価−1)・外見1.00(評価0)・敏捷0.67(評価−1)・器用1.50(評価1)・感覚2.25(評価2)・知識2.25(評価2)・幸運1.00(評価0)
特殊:
*魔法使いは詠唱戦行為ができ、この時、詠唱戦((知識+器用)÷2)の攻撃判定は×2.25(評価2)され、燃料は必ず−1万tされる。
*魔法使いは5m先までの目標に自らの人生を語ることで人間相手なら泣かせて前を見えなくさせ、相手の感覚力を÷5.06に低下させることが出来る。ただし、相手も魔法使い、アラダである場合は効果がない。(燃料は消費しない)
→次のアイドレス:大魔法使い(職業)、風を追う者(職業)、海法紀光(ACE)

HQボーナス 任意の能力に+1ボーナス 【知識+1】>根拠

評価合計:・体格−2・筋力−1・耐久力−2・外見+2・敏捷+1・器用0・感覚+4・知識+3・幸運0

設定文

私は愛と勇気を子供達に与える正義のヒロイン、魔法少女である。

「ただいまー」

 誰もいないワンルームに声をかけて、とりあえずベッドに頭から突っ込む。外が森に囲まれ、【一見森にも見えるこの村】では、部屋に入ると静寂が支配する。寂しい。部屋でなにも聞えないのがこんなに寂しいなんて、あいつが出てくまで気づかなかった。

「……お化粧、落とさなきゃ」

 このまま寝てしまいたいが、女性的理性が最後に打ち勝ち、むっくりと起きる。【ネコミミ】と【ネコシッポ】をぱたぱたとはたいてホコリを落とす。都会には随分なれたつもりだが、このほこりっぽさはどうにも我慢出来ない。外世界との交流だかなんだか知らないが、昔はなかった機械が街中を走るようになった。それらには【大水車】で精錬された【河の鉄】が使われていると言う。

「魔法少女……か」

 鏡の前で化粧を落として、そこに映し出された【純真そうと言っていい顔】を見つめた。呼び名と実年齢のギャップを考える。まあ、呼び名など記号だ。あまり関係ない。私は魔法少女。愛と勇気を子供達に与える正義のヒロインなのだ。両手で頬をぺちぺち叩いて、眠いのを我慢する。さあ、お風呂だ。汗とホコリを流そう。

 / * /

 疲れた体を温水にくゆらせながら、実家の母から瞑想通信で送られてきたお見合い写真を眺める。昔はこういうのはジョークの一種なのかと思っていたが、最近は通信思念に込められた母の想いがリアルに感じられるようになった。つまり、さっさと結婚しろという事か。(【高度な瞑想通信】【婚期を逃した】)

「どこで間違ったのかなあ……」

 湯船に半分顔をうずめて考える。将来を誓って3年付き合ったあいつは、結局両親に紹介する前に私の元を去った。彼は、私が世界の平和よりも彼一人を愛する事を望んだ。しかしそれは無理な相談だ。「仕事と私とどっちが大事なの?」って、女の側のセリフじゃないか? フツー。

 なんとなく、今は、もう一度特定の男を好きになる、という感情が沸いて来るとは信じられない。彼に未練がある訳では無い。

「……と、思う」

 ブクブクと泡を吐きながら自分に言い聞かせる。このまま年を重ねて、おばさんになって、その頃には魔法少女は引退して、現実と折り合いをつけて、適当に条件のいい男と結婚して、それなりに幸せな家庭を築いていくのだろうか。

『……ありがとう!!』

 唐突に子供達が見せる笑顔が脳裏をよぎる。そうだ。いやそうじゃない。私はあの笑顔の為に、まだまだやらなければいけない事があるのだ。男? 恋愛? 知った事か。私はただあの子供達の為に、魔法少女であり続けるのだ。


 ざばあっ、と水音を立てて立ち上がる。私は、まだ見ぬ子供達と、ぴちぴちとはちょっとだけ(ほんのちょっとだけ!)言えなくなった自分の肌に呼びかける。

「誰がなんと言おうと、私は、魔法少女なんだ!」

(了)
(文:みはえる
(おまけの音声データ:http://www.voiceblog.jp/tukisiro-y/334279.html月代由利

イラスト

718.jpg
要点:【長い耳】【長い髪(男女とも)】【やせぎす】【皮の服装】【猫耳】【尻尾】【純真そうな顔】
周辺環境:【街角】【森の中の塔】
作者:カヲリ
723.jpg
要点:【長い耳】【長い髪(男女とも)】【やせぎす】【皮の服装】【猫耳】【尻尾】【婚期を逃した】【純真そうな顔】
周辺環境:【大水車】【河の鉄】【森の中の塔】【一見して森に見える村】
作者:カヲリ

設定文(その2?):少女特撮番組「イマサラ☆魔法少女」


 我が国には、世界忍者シリーズ(世界忍者ロジャー・みらくる世界忍者ガール)とはまた別に、この魔法使いもフューチャーした少女向け特撮番組がある。
 それがこの「イマサラ☆魔法少女」である。
 昔の少女特撮(イパ○マやパイ○イ、ポ○トリン、ト○メス、シ○シュト○アン、竜○城あたり)に憧れていた少女が大きくなり、婚期崖っぷちという所で、魔法少女の役目を追ってしまい二重生活を送るハメに…、というのがこの物語の始りである。
 下はちびっこ、上はそれこそ昔の少女特撮を見ていた世代までと中々に幅が広い。
 作中にでてくるネズミの使い魔のグッズがちびっこに人気があり、作品の熱狂的なファンはむしろ、主人公と同年代の女性であるという。
 今では世界忍者シリーズに次ぐ人気作品となっている。


『イマサラ☆魔法少女』 第11話予告(最新予告)

(声・テキスト:月代由利、魔法の呪文:藩国の皆様)

 次回予告

「私が魔法少女になってから早数ヶ月。
 いつ正体がバレるか、心臓に悪い日々が続く。

 そして、完全にオーバーワークで肌にも悪い日々が…

 「また敵があらわれたっちゅ♪もー、寝てる場合じゃないっちゅ♪
  さぁ、さっさと変身するっちゅよ〜♪」
 
 あーん、もー、有給とって寝てたい…!! 

 次回 イマサラ☆魔法少女 
 第11話 「お願いっ!日曜ぐらい休ませて!」

 魔法の呪文は、にゃんくるにゃんくる くりりんぱ☆」



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