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イベント/宰相府アイドレス緊急コンペティション

http://blog.tendice.jp/200811/article_22.html

参加作品

10-00778-01:エド・戒

高機動箒
【要点:箒、奇妙な伸縮、曲がった】
【周辺環境:空】

高機動箒…
最初、その開発を命じられた技術者達は「なぜ箒?」という思いを抱いた
しかも、巨大な箒である 強度はもとより、浮遊させることそのものに対する難易度は高かった しかし、技術者はやらざるをえなかった。 定まってはいない未来、ただ自分の愛するものを、愛する地を、クニを守るために。
箒の柄の部分はおおよそ積載機の全長ね1.5倍に設定された なぜならば伏臥姿勢による運用が考慮されたためである、積載体積が大きい物の高速での移動を可能にするためには風の抵抗を減らすことが必要で、そのために機体を極力【箒】と一体化させることが要されるためである。
ならばなぜ戦闘機や装甲車の形状ではなく、箒なのか
答えは至ってシンプル
ただでさえ巨大な人騎兵
それを載せて戦闘ができるものを考えよう
装甲車や戦闘機に載せる意味はない、なぜならば、人を載せるわけではないのだから外壁は要らないからだ
ならば、何が良いのか

そこで、既に存在している「コメット」に技術者達に開発を命じたものは目をつけたのだった

コメットとは、「アウドムラからの技術流用により完成したコンパクトな理力ドライブにより、反重力制御、重心制御、速度制御、そして搭乗者を風圧から守るフィールドの展開を行い、棒にまたがった状態で人間が空を飛ぶという非現実的な現象を実現している。(世界忍者国独自兵器・コメット説明文より)」ものだが、ここで技術者たちはその技術を援用した。
そして試作品一号が出来た。
コメットの搭乗者は魔法使いであるという前提から、実験には海法よけ藩国から世界忍者国が入手した「未婚号」に搭乗者として「ハンターキラウイッチ」が搭乗したケースを想定したデータが使われた。
結論からいうと、実験の第一段階は成功であった。
しかし、難点も浮かび上がってきた。
確かに、詠唱にあたっては問題はない、移動力もあがり、人騎兵が搭乗できるものに仕上がってはいる。
ただ、詠唱を主たる目的として作られていない人騎兵は両手ないし片手を使って攻撃をおこなうのだ…
つまり、まだ改良の余地が多分に残されているのである。 そこで技術者たちは、どうやって両手を使えるようにするか、を次の課題にした。

解決策としてまず、技術者たちが考えたのは固定具をつける、ということだったが、敢えなく断念することとなった。
なぜなら、箒が長大であるため、戦闘に支障が生じてしまうと予想されたためである。

そこで、人騎兵の座って搭乗した場合の長さを最初に作成し、底から先は不定形物を素材として使おう、という案がでた。
不定形物を素材として使う理由は何より 形が変わる という特性を持っているためである。

そして、素材として柄の先端の方は流体金属、根元の方は鋼という、とても重い箒が試作品二号として作成された
。 ただ、流体金属をそのままにしておくとただ形状が定まらないため、クェスカイゼス関節部に於いて使用されている球体によって重力を制御することにより形状を人騎兵乗りのその時に使いやすい位置に合わせた運用ができるように試みられた。
また重力制御を行うにあたって、制御を行うための球体が複数必要とされたため、節くれだったような外見となっている。
そのため、球体間に入っている流体金属の密度により【妙な伸縮】をするように見える。
しかし、特筆すべきはその形状の変化である。
球体部分および鋼で作られた座席部分を除いて流体金属で構成されているため、【曲がった】形状での運用も可能なのである。
極端に言えば、帯のように人騎兵に巻きつけた形態での使用も可能なのだが、いかんせん…箒
技術者が「じ…人騎兵に尻尾が…っ」と絶句した外見になる。
しかし、外見は関係ない。
要は性能である。
性能は文句なしにクリアしたこの試作二号の実験が無事成功に終わり、開発にゴー・サインが出たのであった。

ただ、努力が報われたものの、技術者たちは思わずにはいられなかった「願わくば、これが使われる機会がこないように」…と

10-00214-01:優羽カヲリ
http://www.geocities.jp/hoshinokimoti/houki.htm

無人機の開発
10-00213-01:可銀
19.jpg


10-00217-01:久堂尋軌
L:無人機の開発 = {  t:名称 = 無人機の開発(イベント)  t:要点 = {無人機とは、作戦入力に沿って無慈悲に戦闘を行う恐るべき戦争機械のことである。 無人機を大量生産し、投入したことによって宰相府は恐怖によって人々を支配すると言われた。}  t:周辺環境 = 戦場


#こういう形式のものを書くのが初めてのため、多少読みにくいところがあるとはおもいますが、ご了承ください。
/*/

無人機名=デスタ

宰相府の力を具現化したもの一つに無人機の大量投入がよく挙げられる。
パイロット無き、作戦入力に沿って無慈悲の力を振るう物言わぬ恐るべし戦争機械。

その兵器はある意味で異形と言えるかもしれない。徹底的なコストダウンと宇宙という特殊な条件下において一般的なI=D等のモデルである人型は無意味と言えた。
宇宙のみで行動でき、パイロットの安全を考慮する必要がない最も実用的な形…そう、その無人兵器は球形を成していた。

球形に一基のレーザー兵器を装備させ、移動はその周りにある九機のスラスターによって噴射を調節して行動する。レーザー兵器が効かない敵機に対しては近接接近による硬質ボディの体当たりでダメージを与える戦闘機械。
ボディに使われる硬質物質にはできるだけ隠密行動もできるようにと鏡のように周りの風景を反射させるものを用意した。

この無人機が開発された当時、誰もがそのスタイルに失笑して戦果を期待してはいなかった。
しかし、戦場に実験的に投入されるやいなや誰もが目を疑うような戦果を挙げていってしまった。
無重力空間において自身に上下がない無人機の動きは、敵機にとって行動予測がしにくいものであり、有人機特有のGに対する概念すらない動きで次々と接近され葬り去られる結果となったのである。
この戦績は宰相の目にとまることとなり大量生産のラインにのることになった。

無人機を大量生産し、投入したことによって宰相府は恐怖によって人々を支配すると言われた。

慈悲をもつことのない感情なき殺人兵器。
それこそが宰相府の力であり恐怖なのである。

この兵器の特徴としては、一度攻撃命令が下されると特定の信号が出される味方機以外を敵と断定し攻撃を仕掛けるもので開発当初は故障や誤攻撃をする事が多かった。
そこでRBのシステムを組み込み、できるだけ分隊でのフォーメーションをすることによって誤攻撃を少なくし味方にとっての安全面を上昇させることに成功した。
操作方法としては母艦や後方オペレーションによる攻撃命令をうけることによって初めて性能を発揮する。
無人機という事で攻撃命令以外の時は、あらゆる宇宙空間に放出されていて定期のメンテナンス以外は情報の収集をリアルタイムで宰相府へと送る偵察機の性能も組み込まれているので戦闘以外でも重要な要素をしめる事になる。

ウィークポイントとしては重力下においての活動は大部分の能力を制限され、できることとすれば球形上の機体を転がしての突撃しかないところである。
/*/

Last modified:2008/12/16 21:42:09
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References:[イベント]