公示文/２０１２１２２４−０１

　国民のみなさま、すっかり寒くなりましたね。お風邪など召されなさぬよう、ご自愛ください。

　１２月２５日はクリスマス、２４日はイブですね。ちょっとしたお祝いをして楽しみませんか？常日頃の皆様へのささやかな感謝の印として、王宮前庭と各神殿の広場を解放してお祝いをおこないます。クリスマスツリーや雪像もあります。子どもたちにはささやかなプレゼントと、みなさんに振る舞いも用意しておきますので、ぜひお立ち寄りください。

　　　　　　　　【藩王　結城由羅、摂政　濃紺ならびに久堂尋軌　騎士団長　桂林怜夜】

SS:王宮でのクリパ

「やあ、今年の雪像もいい出来だね」

　藩王結城由羅が満足そうに王宮前庭の周囲に作られた雪像を見て回っている。各種ロイ像は当然として、それに寄り添う団長像に、狼と戯れるカヲリ像、チャイナな神崎像、武装した副王大神…とバリエーションは多い。

「神殿の方も準備が進んでいるようです」

　じい、こと摂政久堂尋軌が、瞑想通信で神殿の責任者たちと連絡を取りながら、報告をあげてくる。

「アイドルたちのチャリテイーコンサートも複数箇所で展開予定です」

　キミプロ出身のアイドルたち（NPC/卯月律、NPC/メイ・リン、NPC/フォン・リュウシン）もこき使わ……もとい、活躍中のようだ。

「パーティにも来るんだろう？」

　藩王が聞くと摂政は頷いた。

「ええ、余興要員として呼んであります」
「まあ、適当に切り上げて、彼女たちやスタッフたちにも楽しませてあげて」

　はあい、と答えるのに、後は……と藩王は首を傾げた。

「プレゼント…はすでに用意済み、と。料理の方もできてるのかな？」
「ほーい」

　くぅが、鼻の頭に生クリームを付けたまま、巨大なクリスマスケーキを運んできた。テーブルにはすでに皿やグラスが並べられ、特産物であるベマーラジュースや清酒美青年などが瓶で並べられている。摂政濃紺が、テーブルの合間を足早に歩きながら、配膳の指示を出している。

「あと、もうちょっとで七面鳥も焼きあがるー」
「ご苦労様」

　この時期、日が暮れるのは早い。西の空に残照が消えて行くのを眺めながら、由羅はパチンと指を鳴らした。
　パパパ、と地面に張り渡された照明に光が入り、中央のクリスマスツリーと、周囲の雪像がライトアップされる。

「では、ぼちぼち客を入れようか。クリスマスパーティの始まりだ」

　最後のね。と由羅は口の中でだけ呟いた。

　／＊／

　しかし、藩王の呟きは本当なのだろうか。本当に最後なのか？去年も同じような事を聞いたような気がするぞ。それが分かるのは……全ては来年である。
　じいこと久堂尋軌は澄ました顔をしながら、門を開き、招待客達を迎え入れた。

政策実行内容

• 王宮前庭および各神殿の広場にを開放してお祝いをおこないます
• ロイ像などの雪像、クリスマスツリーを飾りつけます
• 滞在ACEの皆様には日頃の感謝を込めた招待状を送ってささやかなパーティをおこないます
• キミプロ出身のアイドルたち（NPC/卯月律、NPC/メイ・リン、NPC/フォン・リュウシン）によるチャリテイーコンサートをおこないます。
• 訪問者にはお酒・ベマーラジュースなどの飲み物、チキンやポテトなどのクリスマスらしい料理、などの振る舞い、および子供たちにはプレゼントを渡します
• 清貧の神様たちにも振る舞いとプレゼントをお供えします

リソース消費

消費費用：生物資源１万ｔ、食糧１万ｔ

＃以下金庫番申請用記事

・消費根拠：藩国独自判断
・国番号：10
・藩国名：世界忍者国
・消費額：生物資源１万ｔ
　　　　　食糧１万ｔ
・その他内容説明（クリスマスプレゼントならびに振る舞い用）

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