世界忍者国は世界に優しい製品を提供します
- 2010/09/21
- ページ完成(遅延申請)
- 2010/09/17
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ナイフ類 †
世界忍者国で古くから取れる河の鉄、それを精錬した玉鋼から作られてきた忍者刀、 その精錬技術・鍛造技術をおしみなく注いで作り上げた逸品です。 十徳ナイフ、サバイバルナイフには、人狼領地の整備士の智恵も籠められています。 実用だけでなく、美しさにも定評のある世界忍者国のナイフ、 サバイバル用ナイフだけでなく、バタフライナイフなど多数取り揃えております。 ぜひお手にとって美しさと実用性をご確認ください!
テント類 †
雇われればニューワールドのどこへでも参上、そんな人狼傭兵の要請にも応えてきた、
全天候対応・頑丈さには定評のあるテント類をご提供いたします。
特に目玉商品は、「ホイポイテント」!
ホイと投げたらあ〜ら不思議!勝手にテントになってくれる楽チングッズ。
いざというときの避難時にも簡単で安心です。一家に一台「ホイポイテント」!
この他にも、普通の組み立て型の小型テントから、
トラックが入るほどの巨大エアーテントまで、各種取り揃えておりますので、
ぜひご覧になってください!(巨大エアーテントにはコンプレッサーをお付けいたします)
忍者グッズ †
世界忍者国といえば忍者!
忍者のいない世界忍者国なんて、コーヒーが入ってないコーヒー牛乳のようなもの。
当然、忍者グッズも各種取り揃えております。
特に今回お勧めなのがこれ、煙玉!
ぽーんと投げれば、ぱあっと鮮やかな煙が辺りに広がります!
赤、白、緑、黄色、青…ビビッドカラーからパステルカラーまで、
お好みに合わせてお選びいただけます。今なら何と虹の七色セットがお買い得価格!
ぜひこの機会のお見逃しなく!
もちろん、手裏剣、まきびし、忍者装束まで、忍者グッズを取り揃えておりますので、
お問い合わせください!
作業着 †
世界忍者国の豊かな森林資源、そして人狼領地の牧畜産業、それらから生まれた繊維。
それはこれまで忍者装束や歩兵・整備士の服に活用されてきました。
世界忍者国では今回の産業振興にあたって、この繊維産業を支援・拡大し、
テントにも利用できる強靭な織布を開発、それを作業着として新たな製品に展開しました。
これまでのものよりもさらに破れにくく、また汚れにくくなった作業着をぜひご利用ください。
その他 †
上記製品以外にも各種ミリタリーグッズ・忍者グッズ・パーティグッズを取り揃えております。ここでは一部を紹介します。
【防刃ジャケット】
その名のとおり刃を防ぐジャケットである
アラミド繊維、ケプラーで編まれた耐熱、対摩擦効果の高い布を数枚から数十枚重ねることで防御能力を獲得している。
民間用、ということでセラミックプレートを採用することでの防御力獲得も考えられたが、動きにくくなることもあり、結局採用はみおくられた。民間では装甲よりも動きやすさの方が大事と考えられたためである。
カジュアルなデザインになっており、いくつかの種類がある。
【防弾チョッキ】
本防弾チョッキは人狼軍採用の戦闘防弾チョッキを民間用に売り出したものである。
ケブラーとアラミド繊維を幾重にも織り込んだオーソドックスなものであり、民間用に、とはなっているが特に手直し等はされておらず、2つの予備弾倉用ポケットと、背中の上部と下部の装具取り付け用ループがつけられており、ほぼそのまま、という感じである。
これは武装等と違い、機能の維持はそのまま人命の保全につながるためと考えられたからである。
防弾能力は砲弾の破片、拳銃弾を防げる程度だが、別売りセラミックプレートを装備することで小銃弾に対応できるようになっている。
このほかの製品についてはお問い合わせください!
世界忍者国の産業育成について†
世界忍者国においての産業における目指すもの。それは『現状の生産技術をフルに使う』ということであった。
いかんせん他国においては新しい技術の開発やら、それの派生に伴う懸念事項に関して気にしているのがよくわかる。
しかし、世界忍者国は「未来も大事だけど、今を大事にしないと倒れるよね」精神でいくことを決めていた。
更に、産業品であるミリタリーグッズを製作する工場を建てるにあたり重要なことを発表している。
・労働者契約において、無理な労働条件での契約をしない
・衛生・福利厚生の充実をさせる
等など
ちなみに今回の工場ならびに福利厚生の為に新産業については1年間の減税政策もおこなった。
今ある工場を動員することができれば十分に国民たちに仕事を与えることができるし、何よりも作業着などの大量生産が必要なものは"工場のラインが稼働開始する前に用意するもの"なのだから、早目の手を打たないといけないのであった。
人狼傭兵たちの装備の更新を可能にするために大量生産をしかける事のできるミリタリーグッズ。これを行うことで傭兵たちだけでなく世界忍者の装備も新しくなることは間違いないだろう。新しい能力は付加できないけど、快適さがグッとアップするはずである。
「ちなみに、新製品に関してはレンズものを磨くレンズ磨きも大量生産する予定です。ほら、眼鏡っていいじゃないですか(良い笑顔で)」(開発者談)
よくわからない根拠の自信と、よくわからない装備で繰り出される世界忍法。それこそ世界忍者国の醍醐味と言えるものであった。
補足:
(1)今回、ミリタリーグッズ販売に関してきみプロ!アイドルの卯月律・フォンリュウシン(ひろきP)の二人が宣伝部長ということで宣伝にまわっている。(キミプロのまとめに入ってないけど、連絡ミスではいってないだけです。締切の都合で支援のリストには漏れてしまいました。)
(2)産業育成に関しては大統領府の政策に賛同の意を示したうえで、輸入・輸出を行っていく方針である
産業育成会議は踊る†
「はんお〜さまあああ」
摂政久堂尋軌の情けない声に、藩王結城由羅はゆっくりと目を開けた。
このところ異世界の別件に気を取られていて、
なかなかニューワールドへ介入することも少なくなってきている。
「いないとそれはそれでさびしいらしい」
という藩国民の様子を聞いて苦笑するとともに、ちまちまと様子を眺めているものの、
ままならないところもある。
緩やかに世界を認識し、そして対応を開始する。
「何があった?」
「何があったじゃありません。処理が溜まった書類がどれほどあると…」
尋軌摂政は溜まった文句を述べようとして、はあとため息をついた。
「まあ、色々ありましたが、急ぎの案件は産業育成になります。
至急会議を開いて対応しなくてはなりません」
「うむ、では至急招集してくれ」
こうして産業育成会議が招集された。
/*/
季節は夏。そして、会議室にはクーラーがなかった。
夏バテ気味の濃紺摂政は来るなり部屋の隅で横になるわ、
人狼領主大神はいきなり会議室のてーべーをつけてゲームはないのかと
わめきはじめるわ、といきなりカオスな展開をし始めた。
「夏なんてアイスと西瓜を残してなくなればいい…」
くぅが遠い目をして言った。
「で、予定では従来より計画していた軽工業と宰相お勧めのミリタリー系みたいな感じ、
でいこうかと考えてますがよろしいでしょうかね。
ちなみに他国の予定はこちらになっております」
…いつもの光景のためか、そんなカオスな光景にもめげずに尋軌摂政が淡々と説明を始める。
大神領主が、てーべーを諦めて、しぶしぶ席についた。
「ミリタリーグッズ=攻撃用:スコープとか銃につけるアクセサリー+コンバットナイフとか、防御用:防弾プレート+防弾チョッキ+煙玉とか、その他:サバイバルナイフ+着火剤+アルミ防寒シート+簡易テントとかいいんじゃね?」
珍しくまともな提案をするのへ、周りが目を丸くして見つめる。
「まあ、軽工業ベースにミリタリーでいくねう」
結城藩王が頷いた。
「金属生産からは、ナイフ、アルミ防寒シート、簡易テント、アルミ粉末の着火剤とかが作れるし、
繊維生産からは布製ホルスター、銃の吊りバンド、防弾チョッキ、とかが作れるな」
再び会議室の面々の目が丸くなった。
(駄犬がまともだ)
(雨が降るんじゃないか?いや雹か?槍か?)
ひそひそとささやかれる驚きの声、ざわめき…結城藩王がこほんと咳払いするとおさまった。
「では、大神領主のアイデアをピックアップして開発に移ってくれ。ナイフと、テントと、、、」
「あと、腐った魚の缶詰と」
「そう、腐った魚の…要らんわあああ!」
「そして俺たちは・・・シュー以下略保有国になった・・・」
「真面目にやれええ」
ボケる大神領主と、突っ込む結城藩王。
これでこそ世界忍者国の会議、となぜか出席者がほっとしたという。
いいのか世界忍者国!大丈夫か世界忍者国!
「最臭兵器だからなぁ…アレ」
そして、ひとり尋軌摂政がまじめに検討をおこなっていた。
/*/
なお、なんのかんのと言いながら会議は終了し、繊維産業振興は濃紺摂政が担当推進をおこない、
ミリタリー系のグッズ開発は尋軌摂政が担当推進することになった。
ぐだぐだしつつもなんとなく進められていくカオスな国、それが世界忍者国クオリティ!
(文章:結城由羅)
煙玉開発記†
「まちなさい、缶を、その缶をよこしなさいっ」
追う濃紺摂政、逃げる大神領主
壮絶な追いかけっこは、世界忍者国では見慣れた光景である
そして、最後に地面に大神領主が球体を叩きつけて、目くらましをし、逃げ切るというオチも、いつもの通りである。
「と、いうわけで」
「…どういうわけかはわからないけど…」
「煙玉をつくりましょう!」
尋軌摂政が藩王の下へ企画をもちこんだのだ
【とりあえず、逃げるのに便利だし、作っちゃおう】な感覚で作れる煙玉
高確率で逃げられることは大神領主が実証済み!
ということで、作ることに…
/*/
まずはまじめに、小さいものを作っちゃおうと言うわけで、何故か用意された、ドライアイス、風船、液体窒素
「…風船に、ドライアイスと水を入れて、液体窒素で固めてみようと思います!」
背景音に【今日のお料理】がながれる中、ちゃきちゃきと混ぜられていく材料
………
結論だけ言うと、しっぱいに終わった
落胆していられず、次の実験?(いや商品開発)に移るのだった
【以下、藩王への報告書より抜粋】
紆余曲折を経て完成…
といいたいところだが、そうは問屋が卸さなかった
いろいろ試して、
引火したり
爆発したり
ちりちりになったり
悲惨なことになりつつ、王城ロビーで、研究員数名と、久堂氏、くぅ氏 が話していたときだった
「……っさい〜!」
「さい?つの?」
誰かの叫びに首をかしげるくぅ
さらりと髪が流れる、彼女の頭はちりちりから免れたようだった。
「ま、……いっ」
まい?きょとりと、一同が目を丸くしていたとき、目の前を駆け抜ける大神氏
「「くぅさん、かくほぉぉぉっ!!」」
久堂氏と、濃紺氏の口から同じ言葉が飛び出し、くぅ氏は慌てて投網を投擲した。
(どこからだしたのだろう…)
研究員の間に沈黙が落ちた
投網で捕獲されてしまった大神氏は じっと、くぅ氏を見あげた
「…とりあえず、捕獲完了っ」
びすっと決めポーズをとるくぅ氏に駆け寄った濃紺氏と久堂氏
「「くぅさん、グッジョブ!!」」
「私は、煙玉(大神氏所持)が欲しい」
「私は、大神さんが(仕事をさせるために)欲しい」
摂政2人は視線を合わせて“イイ”笑顔で大神氏に手を伸ばした
2人が手を伸ばした瞬間、大神氏は口に酸素ボンベをくわえ、手榴弾らしきもののピンに指をかけた
「捕まるなんてしないんだから〜」
もごもごという、その横から、凍矢さんが手をのばし、手榴弾らしきものを奪った
「…くぅさんの本能恐るべしだね」
「まぁ、助かりましたがね…」
そのまま、奪った煙玉を分解、量産することとなった。
ただ、作り方を話そうとすると、しゅ(以下略)の香りが意識を奪うという、都市伝説も生まれたのだった
【おわる】(文章:エド・戒)
【忍者Aとナイフの物語】(てーべーで流れたCM)†
最近、苦無を使うことが多く、ナイフの手入れを怠っていた…とは言わないまでも、少し杜撰に扱っていたので私は刃物を身に、城下の刃物屋に向かった。
手になじむように配慮された柄の部分は木、鉄、セラミック等様々な材質が選べる様になっていた
また、握り、指から離れにくいように、グリップをつけることも可能らしい。
とりあえず、先にグリップをつけた木材の柄を用意し、その後で刃の部分を選ぶことにした。
グリップに関しては、手で握ると、形状が代わり、熱で一瞬固まるものを使い、自分の手に合う形のものを作るらしい。
「……確かに手になじむ…」
しばらく握っていたが、逆手で持つにもちょうどよく、手が疲れない
あとは、刃だ。
薄いものから、分厚いもの、古典的な、骨で作られたものから、鋼でつくられたもの、透明な、ガラスで作ったものもあるらしい…
最後の方はおそらく趣味だろう、誰かの。
刃については、薄い、鋼を打ったものをつけてもらった。
ただ、願わくば、これを極力使いたくない。
私たちの力は、誰かを守るためのもので、傷つける為のものではないからだ。
刃物屋は、私たちが生き残りやすいように、カスタマイズを受けてくれる
きっと、価格的には厳しいだろう
ただ、彼らのおかげで私は今日も安心して任務に出れるのだ。
私は誰かを守るためのの刃であろう。
/*/
小さくそうつぶやいた忍の背を最後に画面がフェードアウトした。
「これは真実に基づいたCMである。」
最後に、小さく黒地に白抜きで流れ、それへ久堂尋軌によるナレーションが被さる。
世界忍者国のナイフは、【友を守るための物】として製作されております。
人を傷つける為に作られたものではないことを、購入時に製品についている取扱説明書に書かれております。
『刃に心を持たせてこそ、忍となりて最大の力を示すものなり』(説明書より抜粋)
このナイフたちを使って犯罪行為を行うということは、世界忍者国ひいては友誼への冒涜であることをご理解していただきたいと思っております。
【おわる】(文章:エド・戒&久堂尋軌)
【ニンジャテーベーショッピング】(テントCM)†
―――高さは成人男性より少し高いくらい
従来よりも軽量化された骨組み
留め具を地面に打ち込む必要のない、簡単な使い方
使い方は投げるだけ―――
そんなテロップが画面に流れる…
「では、試しにやってみましょうっ」
てーべーの、美人なアナウンサーが言う
細身の女性だ
「まずは…と」
8ツ折りにされていた、シートの四隅に傘のようなものからでている紐を結ぶ
「そして………」
傘のようなものの先にある紐をほどき、そのまま投げた
すると、
ぼすっ という音をたてて、一人サイズのテントになった
「す、すごいですねっ、普通だったら一人で用意できないですよね〜。
ただ、飛ばないかが心配ですよね〜?」
にこやかにいう女性アナウンサー
手には紐を持っている
「これで、木にとめたりもできるんですよ〜軽いのにしなやかで、折れにくい、そんな簡易テントですっ、お色は…」
目の前に並べ立てたテント(組立前)を示し
「森林迷彩、砂地迷彩、ポップに、橙、緑、桃色、水色等様々取りそろえています」
背負ったリュックと重ねて持ってみせて、カメラ目線で微笑む
「この簡易テント、オススメですよ〜、私は桃色を自分用に購入しましたっ」
リュックを下ろし、ボードを指差す
「さて、この商品番号は、○○○になります、お電話番号は、画面下の番号にかけてくださいね」
にこっと微笑み、カメラに手をふる
「では、また、お会いできる日をお待ちしております〜」
“あなたもおひとついかがですか?”
【おわる】(文章:エド・戒)