世界忍者国駅&駅ビル

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祝・駅設立!

200908、世界忍者国駅が設立されました。 駅ビルも併設され、今後の発展が期待されます。

更新情報:
2011/08/02 駅ビルのL:情報の補充。共和国環状線のL:の新記述への対応。

世界忍者国駅

共和国環状線

L:共和国環状線 = {
 t:名称 = 共和国環状線(施設)
 t:要点 = ニャンニャンマーク,ライナー,駅
 t:周辺環境 = 共和国
 t:評価 = 装甲10
 t:特殊 = {
  *共和国環状線の施設カテゴリ = ,,国家施設。
  *共和国環状線の位置づけ = ,,輸送施設。
  *共和国環状線の面積 = ,,0m2(共用部分にて10000m2)。
  *共和国環状線の輸送力 = ,,にゃんにゃん共和国に所属する各国は、毎ターン輸送フェイズに合計で最大100万tまでの輸送を、同じ共和国の他の国へ行うことができる。輸送対象は合計100万tの範囲であれば複数の国を対象にできる。なお、兵器類の輸送はできない。
  *共和国環状線の税収増加効果 = ,条件発動,(共和国環状線に参加する国は)税収+5%。
 }
 t:→次のアイドレス = 共和国軌道エスカレータ?(施設),政府特別列車?(施設),共和国鉄道警備隊?(組織),共和国鉄道警備娘?(ACE)


[
アイドレス@Wiki情報]

設定文

 共和国環状線が設立されたとき、世界忍者国は未だ合併作業中で準藩国の状態であった。 その後合併がおこなわれ【共和国】に復帰するも、 相次ぐ災害や政情不安によりT14に至るまで環状線に未加入の状態であった。

 それがようやく【駅】の設立に乗り出した。 目的は、差し迫ったシールドシップ輸送のため、というのもあったが、 産業振興のための他国との緊密な輸送の確立にあった。

 人狼領地との合併により商業港があるものの、隣接する羅幻王国が運輸大国であることに加えて陸上輸送力への連結弱さにより振るわない状況となっているのではないか。 また、農業博覧会参加や加工食品工場設立など農業振興政策をおこなってきたが、 輸送が弱いのは市場競争力に影響を与えているのではないか。 政府上層部はそのように分析した結果、駅設立をおこなうことに決定した。

 具体的には、 人狼領地区のある第3層(NW地下1層)と本国第4層(NW地上層)をつないでいる昇降施設と隣接するように駅を配置した(図1参照)。


図1:世界忍者国駅の配置(
藩国地図のものを再利用)

 ここに置くことで、同4Aエリアにある商業港からも近くなり、輸送が便利になると考えた。 また、同エリアには大観光地およびファームタイプの遊園地もあるため、 こちらへの観光客増加も狙っていた。

 駅シンボルの図案としては、人狼ビールにも採用された世界忍者のマークを更に簡易化したものが採用された(図2)。本シンボルは、駅正面壁面に【ニャンニャンマーク】と並べて配置されるとともに、共和国環状線スタンプラリーのスタンプとして、駅に置かれている。

図2:駅シンボル(共和国環状線HQページのスタンプラリー用にも提出)

 最初の【ライナー】が開通した駅に入ってくると、祝賀のファンファーレがなされれ、クラッカーと紙テープが宙を舞った。

(設定まとめ:結城由羅)

SS:世界忍者国へようこそ

「で…、拙者への用事は一体なんでござるか?」

 ロイ・ケイリンが藩王に誘われて、その半地下式になっている防音の部屋にやって来てから数刻が経っていた。

「すいません。ちょっと機材の調子が悪いみたいで…あ、こちらどうぞ…」
「いえいえ…ありがとうでござる」

 人狼領出身らしく金髪と白い肌のユキによって出された冷たいお茶をすすりながらも、その機材があるという隣の部屋をちらっとみた。ぱっと見は録音機材みたいであったが、何のために自分が呼ばれたのかは謎である。

「いやぁ、お待たせ。今日お呼びしたのは他でもないのです。できれば、ロイさんにこの仕事をお願いしたく…」

 そう言いながら音響を調整していた白金優士と共に結城由羅が改めてお願いにやってきた。実はそこは、映画産業の振興のために大観光地に併設された、映画撮影所内の音響設備であった。

「はぁ…(パラパラ)…拙者でよろしいのでござろうか?」
「えぇ、ロイさんにしか頼めないのでお願いに来ました。ぜひ、よろしくお願いいたします」

 そう言いながら、白金と二人で頭を下げた由羅はロイの前のテーブルにそっと白い封筒を差し出した。

「些細ではありますが、こちらはお礼と…」
「いや、さすがにこの程度のことでお礼だなんて…っ!ありがたく頂戴いたす。微力ではありますが全力を尽くさせてもらうでござるよ!」

 封筒の中身をチラッと見たロイは、満面の笑顔を浮かべて決意表明して依頼された仕事をこなしていくのであった。

/*/

 そうこうして時間が経ち、世界忍者国に環状線がやっと通ることになった。合併の際に作ることができなかった為、共和国の中でも輸送の面で苦労していた。
 そんな環状線が開通するという1週間前、藩国の主たるメンバーは世界忍者国駅のプレオープンの為に駅を色々視察をすることになっていた。

「いやぁ〜立派な駅ができたよね〜。これでうちも益々発展ねう、傍にコンベンションセンターもできてイベントできるし!」
「…ロイケット本当にやるんですか? そうじゃなければ、もっと喜べるんですけど…はぁ〜」

 藩王と桂林怜夜が戯れながら?駅のあちこちを視察して歩いていると、環状線の肝であるプラットホームへとやってきた。

「さすがに開通前だと綺麗ですねぇ…あ、ちゃんと掃除業者とも契約しないといけませんね。国の玄関なんですから常に綺麗にしておきたいですもの」
「そうねうねぇ〜、立派ねう…お?もしかしてテスト車両でも入ってくるねう?」

 二人がホームで呑気に話し込んでいると、列車の入ってくる合図がホームに響き、テスト用の車両である黄色い列車がホームへと入ってきた。
 列車はテスト用とはいえホームの位置通りに停車し、一斉にドアが開いてホームに案内が響き渡った。

『世界忍者国駅〜世界忍者国駅でござる〜。わすれものにはご注意くだされ〜』

 案内の声を聞いた瞬間に怜夜は一気に腰くだけになってしまい、へなへなと由羅に寄りかかるようにしてすがりついた。

「あ、あれはなんですか!!あの声!ロイさんの声じゃないですか!!」
「そのとおり。私が頼んで声を当ててもらった!」

 怜夜の反応にしてやったりと嬉しそうにしながら、由羅は大きく胸を張って偉そうに言い放った…まぁ、実際に偉いのだが。

「こんなの却下です!!やめてください、私あの声にすごく弱いんですよ!!!案内だったら他にも声のアテがあるじゃないですか!」
「だって、世界忍者の駅なんだよ?だったら、世界忍者が出迎えの声をやるのにどこに問題があるの?」
「…くっ…け、けど…ロイさんにどうやって頼んだんですか!こんなの普通は受けないですよ!」

 興奮しながら藩王に捲し立てる怜夜の後ろに、突然の人影が降りてきた。

「それは…こういうわけでござるよ。愛しの奥さん…」

 怜夜のすぐ後ろに現れたロイはその腰をいきなり片手で抱くと、藩王に軽く礼をしながら誘拐するかのように怜夜を運び上げて列車に乗せた。

「何するんですか!!奥さんって何??いえそれより、離してくださいっ!!!」

 暴れる怜夜に藩王はニヨニヨしながら手を振って送り出す。

「いやぁ〜ロイにお礼として【共和国環状線全国ツアーチケットホテル宿泊券付】あげたら、超頑張ってくれてね。だから、楽しんでおいでー」

 ぺらり、と「テスト列車」の札が外れ、「専用接続列車」という名に変わる。FEGまで彼らを送っていったあと、ツアーの列車に乗り継ぐ予定となる。

「……っ!おぼえてなさーーーーーーーーーーーいぃ!!」

 列車のドアに貼りついて暴れる怜夜を満足げに見送ると、由羅は再び駅の視察を続けるのであった。

/*/

 そんなこんなで、環状線を使ってやってくる人たちが一番最初に受ける案内は、世界忍者ロイ・ケイリンがしている。この国を楽しんでほしいと願いながら。

(SS作成:久堂尋軌)

SS:駅と像

 突然だが世界忍者国の特徴の一つといえば、乱立している像と言えるだろう。
前までロイ像一種だけだったのだが、つい最近になって大学を設立した桂林怜夜騎士団長の像(通称Lei像)も加わることになった。

 世界忍者国駅において、像は道案内代わりもあって現在3種類存在している。
 まず歴史あるロイ像であるが、これは駅メイン口に大きいものが設置されており、凛々しい立ち姿をもって駅を降りた人たちを見守っている。
 ちなみに、共和国環状線スタンプラリーの置いてある台も、国内スタンプラリーの台と並んで、ロイ像の足元に設置されている。

 そして、世界忍者大学へと続く世界忍者大学口には、駅前口のロイ像を見つめるような格好でLei像が顔を覗かせている。
 このLei像は大学関係に計108体作られており、今後はロイ像とのカップリング像としての建立が計画中であることは発表されているが、モデル本人は否定中である。

 新たに作られたのは、駅から遊歩道で500mほど南にある人狼領地口を守る狼像である。それは狼らしく大地を4つの脚でしっかりと支えて構えている格好で、こちらの像のモデルについてはいくつか噂が存在しているが、いずれも確定的なものではない。

1.人狼領地領主である副王(仮)の大神重信氏をモデルに作られた
2.国の救国の英雄の一人である優羽玄乃丈氏をモデルに作られた
3.藩王がネタとして許可をした

 いずれにしても、この像は人狼領地への入口としてふさわしいものであり日々その雄姿を見せつけている。

(SS作成:久堂尋軌)


駅ビル(世界忍者国)

Lデータ

L:駅ビル(世界忍者国) = {
 t:名称 = 駅ビル(世界忍者国)(施設)
 t:要点 = 山間の,念願の,国をつなぐ立体構造
 t:周辺環境 = 共和国環状線
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *駅ビル(世界忍者国)の施設カテゴリ = ,,国家施設。
  *駅ビル(世界忍者国)の位置づけ = ,,{建築物,輸送施設}。
  *駅ビル(世界忍者国)の環状線参加 = ,,共和国環状線に参加することを示す。
  *駅ビル(世界忍者国)の特殊効果 = ,,訪れるものが増え始める。
 }
 t:→次のアイドレス = ロイ像輸出?(強制イベント),一時の平穏?(イベント)


[
アイドレス@Wiki情報]

設定文

 駅に併設される駅ビルは、 主として藩王の希望によりコンベンションセンターとすることが決定された。 これは、共和国内で他の駅ビルにない特徴を持たせたかったこと、 産業振興のため各種催し物をする場所が欲しかったこと、などが理由としてあげられた。 つまり、農業博覧会のような博覧会、展示会、即売会、コンサートなどができることが目標とされた。

 駅ビルとして使用できる敷地面積は1000平方メータ。 駅に隣接する形で、地上5階地下1階のビルを建てることにした。


図3:駅周辺地図(1スクエア:500mx500m)

 各階の構成は以下のようになっている。

  ・1F:エントランス+ホール
  ・2F:ホール吹き抜け+VIP席+レストラン
  ・3F:展示会場
  ・4F:大会議室+中会議室
  ・5F:小会議室
  ・屋上:ビオトープ
  ・B1:奈落+倉庫

 1F入口入ると、エントランスロビーになっており、その奥に演劇やコンサートのできるホールが2Fまで吹き抜けでしつらえられている。1Fロビーの上の部分はレストランとなっており、2FVIP席へもそちらから配膳されるようになっている。3Fは大きくスペースが取られ、展示会場として利用できるようになっている。4Fは比較的会議やセミナーのために、大会議室と中会議室が用意され、その上の5Fはもう少し小さな会議やセミナーのために小会議室が複数用意されている。
 屋上は、最近の世界忍者国の建物の流行であるが、森国のイメージを維持するためのビオトープが作られている。そこからツタを生やし下へ垂らすことで煉瓦壁の全体を覆い、緑と濃い赤のコントラストが美しくなっている。なお、地下1階は音響を考慮したホール下の奈落空間と、ロビー下の倉庫から成っている。

(設定まとめ:結城由羅)

SS:ロイケット

「このイベント会場は直近で、全国開通祝いと合併記念のお祭りに使用し、 将来的にはロイケットとかソーニャさんのコンサートとかに使用したいと思っている」

 駅ビル企画案としてコンベンションセンター案を、 王宮ロビーに設置されたホワイトボードに書きだしながら、 藩王がぶっちゃけた。

「やるんですか・・・ロイケット」

 それを聞いて、桂林怜夜がしぶーい顔をした。

「やらないの?ちなみに、主催はRS出版で、RSログ特別号で大特集を組んだりするといいと思うんだ」

 RS出版とは、RSログという女性向け雑誌を出版している謎の出版社であった。 なぜ謎かというと、たまに小説のモデルになった男性から襲撃を受けたりするため、 地下に潜ってしまったからである。 地下に潜ったものの、なぜか雑誌出版はコンスタントにおこなわれている。

「あと、アルファシステムに相談して、ゲームショーとかやってもいいかもねぇ」
「ロイケットは、検閲させてくれるならいいですよ」

 夢を語る藩王を尻目に、怜夜が食い下がる。 そこへ、話についていけない神崎が小首を傾げて尋ねた。

「ロイケットってなんですか?」

「同人誌即売会のことだね」
と藩王、
「ロイオンリーコミケット。コミケットっぽい即売会、が正しいかな」
と怜夜が同時に返す。

「なるほど」

と神崎がうなずいた。 そこへどうしたわけか、徒理流が手を上げた。

「カップリング等制限はありますか?(ぇぇぇ」
「制限は特にないよ」

という藩王の返事に、徒理流はなぜかガッツポーズをした。

「よし、コッソリ新刊の準備だっ(もう色々ダメ」

「検閲はありますか?」

 怜夜も手を上げた。

「検閲すんなよw」

 藩王が苦笑する。

「そのあたりは、業界の自主規制に任せようよ」
「自分が描かれてなければ検閲なんてしませんよ。やだなぁ」
「あれだあれ、『この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。』ですよ?」
「えー ぶーぶーぶー」

 いつの間にか、コンベンションセンターの設計がどこかに行ってしまっているという、世界忍者国ではありがちな光景であった。

(SS:結城由羅)