とりあえず、一本目が出来上がったので読んだ感想やご意見募集します。
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あの時からすべては始まった・・・
芝村 > そして、はえある第一位。ありえなすザチャンピオン
芝村 > 世界忍者国
芝村 > ここはすごい。半裸のロイ像があちこちにたって、世界忍者が闊歩してて、なぜか農業国。
芝村 > もうどこからつっこんでいいかわからん
芝村 > 暁の円卓やFEGや詩歌やほねっこなどが全部かわいく見えるこのまとまりのなさ。好きなモノを順番にいれた国
芝村 > 考えてみてくれ。見事な穀倉地帯を、なぜか走ってる忍者達を。どこみてもロイ像がある悪夢の光景を
いや、農業国って…そんなつもりじゃ…
「よーし!なら増産してやろうじゃないのYO!」
「「「Yes,we can!!」」」
ということで始まった、食糧増産計画
それはまず、特産品を増やすことからスタートした。
特産品をふやすといっても、それは難しいことである。
なにせ、技術革新による品種改良は昨今の情勢をみると混乱の引き金となってしまうからだ。
しかし、今あるもの【食料】を増産するということは開墾を進めるという形になってしまい、
国の地形や特徴に変化を与えてしまう可能性が高い。
これも呼び水になってしまう可能性が高いために大幅な増産ができないことを示す。
そこで考えられたのは、世界忍者国特徴の一つである『二つの風土』を利用することであった。
世界忍者国は旧世界忍者国と旧人狼領地の二つのエリアが存在する。
そのエリアごとに生産されている食物は全然違うものであり、重複することがない。
森国と北国…この二つの土地で作られている植物を入れ替えて栽培してみたらどうなるか…
まずは、その実験から始められた。
この実験において二つのエリアから出された代表的な食糧である、
ベマーラと小麦が入れ替えて育てられたが、流石に風土の変化には耐えることができなかった。
そこで、あまり生産されていない植物を重点的に育ててみることになったのである。
試験的に行われるということで、【食糧生産に向いた地形】として選ばれたのは、
旧人狼軍の総合演習場である広大な平野であった。
もちろん、この実験において国民の協力は不可欠であり、
この実験を引き受けた【生産地で働く国民】たちには生活が安定するまでの援助が行われた。
もちろん、実験データを取るということが最低限の条件で。
○シュウサイ
もともとは森国で少量が生産されていたが、これを北国で栽培してみたところ収穫時の大きさが段違いの差をみせたのである。
シュウサイとは砂糖の主要原料であり、根を搾ってその汁を煮詰めると砂糖がとれる。葉と搾りかすは、飼料として利用されてきた。
【育成中の食料】をみてみると、森国と北国での大きさの差は約3倍。
取れる糖分は2倍という予想外な結果がでてきた。
これには北国特有の寒さによって大きくなれたのではないかという学術的意見がでている。
このシュウサイが大きく育つということで、藩として栽培を奨励し砂糖への加工工場も北国に建設され、
製造過程と製品を保存するための【食糧倉庫】も新築された。