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アイドレス/農業機械

アイドレス/農業機械

要点など

既存アイドレスの変更と置き換え(1)

名前:・農業機械(施設)
要点:・農業機械
周辺環境:・食糧生産地・作業者
評価:−
特殊:なし
*毎ターン食料+15万tされる。
→次のアイドレス:アイドレス工場(施設)、I=Dの改良(イベント)、長距離輸送システム(施設)

文章

「こんなこともあろうかと、ひそかに開発しておりました!」
            ―――可銀整備工場長の一言

 世界忍者国はロジャーを奪われた戦いによって、心だけでなくその国土もぼろぼろとなった。茫然自失のひと時が過ぎ、それでも人は立ち上がらなければならない。いよいよ復興計画が発動されることになり、ボラーの絶技によって穴が打たれた7箇所の地を【食糧生産地】として再開拓することが会議によって決議された。

「転んでもただでは起きない! あいつらが空けた穴を作物で一杯にするんだから!」

 会議において、拳を振るって熱弁した結城杏騎士を、藩王は責任者においた。そして、国民を【作業者】として総動員して被害地を農業地域へ転換する作業が開始された。

 そこでの工場長の一言が、冒頭のものであった。戦争の技術の発展により、農業機械の技術も発展を遂げていたのだった。

 森国人特有の能力である【高度な瞑想通信】機能を利用した遠隔作業システム。そして国産の【河の鉄】を練成したスチールで作られたボディ。アタッチメントの変更で簡単に複数の作業も可能にした世界忍者国が技術の粋を凝らして作った農業機械。

 その名は―――“にゃんばいん”

 その名のとおりその農業機械は猫の姿をしており、試作機としてそれぞれ柄がすべて違う七機がロールアウトされた。そして、それらはボラーによって開けられた穴を瞬く間に埋め耕し、開墾を始めていった。

 国営テーベー放送では、にゃんばいんの宣伝CMが流され、各地に広まっていった。

「ニャンバインドリルで地に穴をあけて種を撒き、にゃんばいんカッターで収穫。
 にゃんばいんバリアで日光対策。
 なんと、しっぽアンテナを使って、気候の変化を感知することも可能。

 開墾、植え付け、収穫のすべてをこなせる完全農業機械!
 にゃ〜んばいん!
 
 今ならにゃんばいんビーム(殺虫剤)の10本セットがついてきます。
 にゃんばいんNO.1 !!!」

 なお、責任者の結城杏騎士は国民の中で最も【高度な瞑想通信】によるにゃんばいんの複数操作に一番優れており、唯一全機同時操作を可能にしていた。ちなみに彼女が愛してやまないのはにゃんばいん三番機で、愛称はにゃんぼっと3と言った。(文章:久堂尋軌)

イラスト

702.jpg
作者:可銀

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Last modified:2007/04/23 09:51:30
Keyword(s):
References:[アイドレス] [イグドラシル] [ターン9生産] [藩国データ/保有オブジェクト] [藩国データ]