イベント/59/攻撃(絶技国歌)/トモエリバー/なし
イベント/59/攻撃(絶技国歌)/トモエリバー/なし
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なし |
SS・RP
「『ジェントルラットの剣は女王陛下の為に振るわれる』」 「『ジェントルラットの盾は女王陛下の為に構えられる』」
誰が最初に歌いだしたかは分からない。気が付けば皆歌いだしていた。 それは国歌や軍歌を歌うというよりも、まるで聖歌を歌うようだった。
「『女王陛下の美しさよ 歌に謳うも忍ばれる』」 「『女王陛下の気高さよ 歌に謳うも忍ばれる』」
果たして女王陛下は敵によってこの地が踏みにじられる事をお望みだろうか。 いいや違う。 よって彼等は剣を振り上げるのだ。
「『女王陛下の為ならば 我等は死をも恐れまい』」 「『女王陛下の為ならば 我等は何をも超えるだろう』」
彼等は全ての恐怖を忘却した。 彼等は全ての怯えを拭い捨てた。
「『ジェントルラットの剣は女王陛下の為に振るわれる』」 「『ジェントルラットの盾は女王陛下の為に構えられる』」
民に尽くす事は女王陛下の為となる。 彼等は女王陛下の為に民を護る盾ともなるのだ。
「『女王陛下を害さんと企てる者よ その命短きものと知るがいい』」 「『女王陛下を貶めんと企てる者よ その命短きものと知るがいい』」 「『我等はお前の喉を必ず掻っ切るだろう』」
100mm砲が火を噴いた。
「『全ては女王陛下の為に 全ては女王陛下の為に』」 「『それこそが我等の正義 それこそが我等の誇り』」 「『全ては女王陛下の為に 全ては女王陛下の為に』」 「『それこそが我等の正義 それこそが我等の誇り』」
砲撃。砲撃。砲撃。砲撃。砲撃。砲撃。砲撃。砲撃。 彼等は歌いながらまるで舞うようにトモエリバーを操作した。
「『星神よ 我等への守護など全くいらぬ 女王陛下を護り給え』」
敵が倒れるか、歌えなくなるまで、彼等は戦い続けるのだ。
製作者:雨中正人@ジェントルにゃんにゃん藩国 |
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