イベント/５９/整備/整備士（レンジャー）/なし

イラスト

SS・RP

轟音とともにアメショーがドックに入る。 砂糖に群がる蟻のようにアメショーに群がる整備員達。

「すまない！装甲と間接がやられた！」

タラップからかけおりながらパイロットが叫ぶ。

「了解しました！ではあちらで判っている破損状況を！」

それに答えるように双樹は叫び、アメショーに向かう。

「どうですか！アスカロンさん！」

アメショーに乗り込み動作点検をしていたアスカロンが顔を出す。

「右肘アクチュエーター、前腕部装甲がひどい！そこは交換！膝は修理だ！」

「はい！判りました！」

作業にかかろうと双樹は駆け出した。

「この、人を虫けらのようにしか考えていないくそったれな敵との戦争で、同胞を生かす為に動ける幸せをその胸に刻み込め！死なせんぞ！パイロットもコパイも機体も！」

作業中の整備員に向かって叫ぶ。

『応！』

唱和する整備員達。

「共に和す事、その意味をこのスパナによって示すんだ！」

士気高い整備員達の働きで修理は急ピッチで進められていった。

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