イベント/59/偵察/予知夢/なし
イベント/59/偵察/予知夢(akiharu国)/なし
イラスト
製作者:和志@akiharu国 |
SS・RP
パイロットスーツに身を包み、露出した肩に青い薔薇を刺青した四人の男たちが、 極彩色のキノコを手に持って、目をぐるぐるさせていた。 目の大回転からもわかるようにこの四人、akiharu国の誇るドラッガーである。 ドラッグを極めた彼らのことを、ドラッグマジシャンとも呼ぶ。 入院患者よりも病的で、それでいて猛々しいことで有名だ。
涼原秋春「みんな、覚悟はいいね?」 和志「ああ……」
藩王涼原秋春の言葉に、今回の戦いが初陣であり、和志は、 迫る戦闘に、顔を緊張で強張らせていた。
清白「大丈夫だよ、和志さん。すぐに慣れるよ」 橘「ちょっと魂飛ばして見てくるだけだしさ。今は」
先輩ドラッガーである清白と橘が和志を励ました。 彼らが行おうとしているのは、ドラッガーの特殊能力である予知夢。 akiharu国原産の特殊なキノコを食べることで、それを行うのだ。
涼原秋春「僕たちの予知夢から全てが始まる。重大な任務だ。 だけど、僕たちなら大丈夫だ。 ……というか、参謀と藩王としての事前準備に疲れたので、 早くキノコ食ってトリップしたい」 和志「は、藩王。本音が漏れてるよ!」 橘「そんな晩酌みたいに!」 清白「……なんで戦闘前に力尽きてるんだろう」
周りみんなの突っ込みに、涼原秋春は咳払いをすると、改めて 話し始めた。
涼原秋春「ま、冗談はともかく。僕たちにゃんにゃん共和国は、 相手が大統領だろうが、根源種族だろうが、理不尽には屈しない。 敵は強大だけど、みんながやることやれば必ず勝てるさ」 橘「藩王……!」 和志「そうだ、俺たちがやらなければならないことは……!」 清白「キノコ食ってトリップ……!」 涼原秋春「いや、それ手段だから! 目的は予知夢による偵察だから! まともにまとめようとしたのに、どうしてうちの国はこうなんだよ! もういいよ、キノコ食うよ!」
せーの、で一斉にキノコを口に入れた四人は、3秒固まった後で、 仲良くぶっ倒れた。 彼らがどのような予知夢を見るのかはまだ誰も知らない。
製作者:444@akiharu国 |
SS
「出た! akiharu国名物秘奥義『幽体離脱』!」
幽体離脱とは、(イラストのイメージ的には)エクトプラズムっぽいものを口から出し、それによって周囲を観察する技である(という見方もできなくはない)。 なお、「名物秘奥義って隠してるのか隠してないのかどっち」というツッコミは断固拒否する。
「ぐはっ!」
突然、吐血するパイロット。
「どうしました! アラダですか!」
「いや、偵察していたら視界にふんどし一丁のロジャー像が……」
製作者:田中申@akiharu国 |
RP
和志「ふ・・・ふんど・・・も、もう・・・たべられな・・・」
清白「さて、何が見えるんだろうねぇ。楽しそうだったら、そのまま夢の世界の住人になるってのもいいかも。……ふふふ」
橘「常に夢の中で生きてるみたいなもんだからな…特に問題ない…」
涼原秋春「いい夢見られるかなあ。ムニャムニャ……」
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