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イベント/90/Bチーム偵察用

イベント/90/Bチーム攻撃用

イラスト

e90am.jpg
製作者:カヲリ@世界忍者国

SS・RP

「りんくさん、後ろ!!」
「!」

弓尾透の声で、反射的にレバーを動かし、背後からの攻撃を避ける。
敵の攻撃はかすかにアメショーの装甲を掠めたが、それは軽微な損傷にすらいたらずにすんだ。
コクピット内に張り詰めた空気が広がっている。
りんくは、敵からの攻撃を以下に最小で受け、かわし続けるかに全神経を注ぎ、透はそのサポートを、ブギーはサポートをしつつ周囲の状況に変化がないかに目を光らせるというすさまじい状況にあった。

「被弾率は悪くないね」
「む。でも、軽微な損傷でも受け続けるとちょっとまずいかと」
「なんとか、反撃の糸口があれば……」

言ってる間にも、敵の猛攻は続く。
こちらの攻撃が途切れた合間を縫っての、敵の反撃だった。
しまったと思ったときにはもう遅く、しかしこれをしのがなければどうにもならない。
世界忍者の二人が感覚を最大にして、その指示を受けてりんくが攻撃を避ける。
どうしても当たる時には、致命的部位への攻撃を避ける。
そう決めて、耐えていた。

「大丈夫、きっともうすぐ、チャンスは来るよ」
「諦めない限り、終わりはないですからね」
「……了解」

どんなときでも笑顔を絶やさず、どんな困難も笑ってやりすごす。
一心不乱の友情の為に。
それが、彼らの合言葉。
だから、3人は絶対に諦めないのである。
それは、この国の信念に反してしまうことだから。
ここで帰れなくなってしまう事は、友誼に反するどころか、恩に報いることさえできないということを示している。

「さあ、耐えるよ! 総員、対ショック防御姿勢!!」
「「ラジャー!」」

相手の手数にもおのずから限界は来る。
向こうが攻撃の手を緩めたら、そこからが。

「さあ、反撃開始だ!」
「「了解!!」」


(701字)
製作者:扇りんく@世界忍者国


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Last modified:2007/06/12 15:52:40
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