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イベント/EX/対アラダ戦/移動組まとめ

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作戦

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「あれが…ロジャーをここに閉じ込めてるヤツ?」
アラダ特有の禍々しい気配を感じ、猫妖精の毛が逆立つ。

アラダの存在…ある程度、予測は出来ていた。
復活作戦に成功したのにロジャーが帰ってこない。
摂政の氷野凍矢は成功即復活だったのに…だ。
帰ってこないのか?
帰って“これない”のか?

「あれは…なんです?妙なプレッシャーを感じますね。」
エミリオが1人前に出て対峙しようとする。
貴族の誇りか?民を守るかのように。
「多分、アラダの誰かでしょう。」
結城由羅、苦笑してエミリオの横に立った。
エミリオが子供扱いされるのを嫌うかも?との配慮で前に立つのはやめた。
「ようするに、我々の目的の障害である…と?」
面白くなさそうに相手を見据えるエミリオ。視線は敵に固定したままだ。
「ここまで来たんです。ちゃちゃっと返して貰いましょう。」
環月怜夜が皆を元気づけようと発言する。
敵アラダ、薄く笑った。瞳に“力”が宿り始める。
アラダの能力“致死の視線”だ!

しかし、ここにいるのは皆、歴戦の勇士たちである。
いくつもの、いくつもの戦いを越えてきた…。
伊達に根源力を鍛えて来たわけではない。

「………。」
エミリオが無言で剣を抜いた。どうやら怒っているようだ。
「エミリオの為ならワタシはどれだけだって強くなる。」
自称、美少年補正の効いたソーニャがエミリオの背後に控える。
「では、藩王さまのために!」
「おう、世界忍者国のために!」
川流鐘音と久堂尋軌たち世界忍者も武器も構える。
「ケガはしないで。でも、しちゃったら、ちゃんと治しますから!」
戦闘能力のない医師が応援を、激励を送る。
皆、それぞれの方法で戦おうとしているのだ。

「ロジャー…もう少しで貴方に会える…。」
万感の思いを胸に、敵への突撃が開始された。
作・猫屋敷兄猫@ナニワアームズ商藩国

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Last modified:2007/07/08 19:48:44
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