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国内イベント/17/スキピオ宛

国内イベント/17/スピキオ宛

寄せ書き

  • 久堂尋軌「杏ちゃんをよろしくお願いします。」
  • 環月怜夜「いつまでも杏さんと仲良くして下さいね。」
  • カヲリ「杏さんと仲良くです〜。あと、時折肉球に触らせてください。」
  • ソーニャ「メリークリスマスねぅ〜」
  • 結城杏「スピキオたんメリークリスマス(>_<)ノ やっぱり好きな人(猫だけど…)と一緒に居れるクリスマスは素敵でロマンチックだね。これからも一緒に居ようねv」
  • 結城由羅「杏さんをずっと守ってあげてくださいね」
  • 川流鐘音「杏さんとお昼寝でもされて下さい」

プレゼント

製作者:結城杏071224_134654.jpg

クリスマスである。
ロビーには藩王が企画した「藩国滞在ACEへお歳暮?を」の垂れ幕と、大きなダンボールが設置されている。
ダンボールにはそれぞれの滞在しているACEの名札が貼り付けられている。
「スピキオ」と書かれた名札の付いたダンボールの横には、ありえないくらい大きさの土鍋が置かれている。
鍋には文字が刻まれいる。

「ベット」

呆然と鍋の前で財務大臣が佇んでいる。
そこへ藩王が顔を出した。

藩王「ていうか、でか!!」
鐘音「(ベット)って書いてありますよ?」
藩王「寝床!?煮えちゃうよ!」
藩王「うーんうーん」
鐘音「猫鍋…?」
藩王「おお、ここに、クッションと布団が…これを詰めればなんとか?」
鐘音「えーと、激しく何かが間違っている気が!」
藩王「座布団を敷いて…クッションをこのへんに…こ、これでどう?」
藩王「なせばなる!!」 ぐるぐるぐる
藩王「そしてこのあたりに野菜と…猫缶を配置して…」
鐘音「なんで鍋がベットなんだろう…」
鐘音「いや、配置って罠ですか!」
藩王「脇にお米を添えて…ほーらおいしそうな猫鍋!!! ダメジャン!!!」
鐘音「食べたら駄目ーーー」
藩王「とりあえず鍋がベッドの段階で全てが間違った気がするよ…」

藩王はそっと見ない振りをして蓋をしてリボンをかけた。

鐘音「団長は何を考えているんでしょう?…」
藩王「あったかい、とか?」
鐘音「煮込んだら熱いですよ!」
藩王「杏さんは煮込まないよ!きっと!!」

団長の思惑は想像する事しか出来なかったが、まぁ団長だしという結論に至った2人だった。
この光景を隠れて見た団長は鍋にクリスマスカードをそっと入れた。
カードには、

「…鍋は送り返してもらってもいいですから…」

と一言添えてあったという。


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Last modified:2007/12/24 23:31:50
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