アイドレス/水上艦船・貿易船の建造
アイドレス/水上艦船・貿易船の建造
更新履歴
2012/01/23 名称変更の対応漏れの修正にともないアイドレス/貿易船の開発よりデータ移動、新規作成。
要点
L:水上艦船・貿易船の建造 = {
t:名称 = 水上艦船・貿易船の建造(イベント)
t:要点 = 一般性能要求{
貿易船は大型の海上輸送船であり、一隻につきそれなりのお金をもたらしてくれる。
t:周辺環境 = なし}
L:想来丸 = {
t:名称 = 戦術輸送貿易艦:想来丸(乗り物)
詳細データ:IDWIKI:水上艦船・貿易船の建造,IDWIKI:想来丸
派生元:アイドレス/造船所
参考:新アイドレス性能開示(EV99、100用)(修正4)、
エラッタ 想来丸級(貿易船)のデータ修正のお知らせと臨時収入
イラスト
![]() |
イラスト:濃紺 |
要点:海上輸送船,コンテナ 周辺環境:海原 |
設定文
摂政の受難
藩国時代、人狼領地は日本地図で言うところの兵庫にあった(合併後は東京に位置するようになった)。内海で比較的穏やか、であり、船を止めるには非常に適した地形といえた。
元々実生産に乏しい人狼だけに商業に関してはかねがね力を入れたいところであり。以前からそう言う声はあった。
また人狼の藩王大神(当時)はとても商売向きな人物とは言いがたかったが、商売することは好きだった。結果として色んなことして儲けてやろうとしてるがことごとくこけている。
そんな大神が、ある意味では当然のように言い出したのが貿易船の製作である。人手が足りなかったので大神が自国民のなかだいを引き連れて直々に製作に取り掛かった。
結果は酷い出来であった。帝国に申請したところ船舶としての就航許可が降りなかったのであった。
かくしてモニター艦が終わって手の空いた摂政濃紺に仕事が回ってくる。
「あのくそ駄犬自分で通すんじゃなかったのかよ」
と文句たれながら、見せられた船を見て落ち着きを取り戻す。
「大神が軍事以外でものを作れると思った俺がバカだった。」
と何もかも悟りきった顔で船の再設計を指揮を始めるのであった。
想来丸の設計思想
船を作るにあたって、最初に考えなければならないことは、貿易船で如何に利益を出すかであった。
国としては食料ぐらいしか作れないと言う酷い有様で、残念ながら総体としては食料は余っている。つまり国としては利益を得るための種が無いのであった。
そこで、方針を変える事にする。つまり国が商売をしようと言うから利益が生まれないのだ。民間に任せてしまえばいい。どうせ国でやれば商売の主導を大神は握ろうとするだろう、そしてこけるだろう。
ならば、もっと金銭感覚に強い民間の人間に船を貸せばいいのだ。
国で使わない間は民間の貿易会社に使わせて、関税と使用料を戴けばいい。帰ってくるまではどうせ向こうも壊れちゃ困るから整備もするだろう、完璧では無いか。その上で必要に応じてすぐに帰ってきて欲しい、なるべく早い船がよいだろう。
想来丸はこの方針の元、何事をも高速でこなせる船として再誕した。
新想来丸概要
新たに再建造された想来丸は国内運送を強く意識されたRO-RO船(Rollon-Rolloff船)である。RO-RO船とは、トレーラーなどのコンテナ部のみを積み込み、輸送する貨物船である。通常貨物船との最大の差は何と言っても積載が簡単なことである。国内のような短距離輸送であるならば、輸送時間に対する荷役時間の比率が大きくなる為、貨物を早く、より多く輸送する場合には荷役速度を上げた方が効率がよいのであった。
船体には車が乗り入れられるようにランプウェーが取り付けられ、更にRORO船にありがちなデッドスペースに搬入、搬出ようのトレーラーを搭載し、港に荷役能力が無くても荷役作業が可能なようになっている。
更に、この新想来丸級貿易船にはもう一つの高速化するためにもう盛り込まれた内容がある。双胴船にすることである。双胴船とは古くからある船体を二つ繋いだ船のことであり、この船のメリットはデッキが広くなること、もう一つは船の速度上昇が挙げられる。
デッキが広いと言うことは縦の積載は苦手なRORO船には喜ばしいことであり、また早い運送も一つのメリットとなりうる。欠点は小回りが利きにくいことだが戦うことを考えないでよい貿易船ではそう言うことはあまり関係ない。
高速航行、高速荷役による価値の付与、ソレがこの貿易船の最大の特徴である。
Keyword(s):
References:[イグドラシル] [アイドレス/貿易船の開発]