10-00217-01:久堂尋軌:世界忍者国
L:無人機の開発 = {
t:名称 = 無人機の開発(イベント)
t:要点 = {無人機とは、作戦入力に沿って無慈悲に戦闘を行う恐るべき戦争機械のことである。
無人機を大量生産し、投入したことによって宰相府は恐怖によって人々を支配すると言われた。}
t:周辺環境 = 戦場
#こういう形式のものを書くのが初めてのため、多少読みにくいところがあるとはおもいますが、ご了承ください。
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無人機名=デスタ
宰相府の力を具現化したもの一つに無人機の大量投入がよく挙げられる。
パイロット無き、作戦入力に沿って無慈悲の力を振るう物言わぬ恐るべし戦争機械。
その兵器はある意味で異形と言えるかもしれない。徹底的なコストダウンと宇宙という特殊な条件下において一般的なI=D等のモデルである人型は無意味と言えた。
宇宙のみで行動でき、パイロットの安全を考慮する必要がない最も実用的な形…そう、その無人兵器は球形を成していた。
球形に一基のレーザー兵器を装備させ、移動はその周りにある九機のスラスターによって噴射を調節して行動する。レーザー兵器が効かない敵機に対しては近接接近による硬質ボディの体当たりでダメージを与える戦闘機械。
ボディに使われる硬質物質にはできるだけ隠密行動もできるようにと鏡のように周りの風景を反射させるものを用意した。
この無人機が開発された当時、誰もがそのスタイルに失笑して戦果を期待してはいなかった。
しかし、戦場に実験的に投入されるやいなや誰もが目を疑うような戦果を挙げていってしまった。
無重力空間において自身に上下がない無人機の動きは、敵機にとって行動予測がしにくいものであり、有人機特有のGに対する概念すらない動きで次々と接近され葬り去られる結果となったのである。
この戦績は宰相の目にとまることとなり大量生産のラインにのることになった。
無人機を大量生産し、投入したことによって宰相府は恐怖によって人々を支配すると言われた。
慈悲をもつことのない感情なき殺人兵器。
それこそが宰相府の力であり恐怖なのである。
この兵器の特徴としては、一度攻撃命令が下されると特定の信号が出される味方機以外を敵と断定し攻撃を仕掛けるもので開発当初は故障や誤攻撃をする事が多かった。
そこでRBのシステムを組み込み、できるだけ分隊でのフォーメーションをすることによって誤攻撃を少なくし味方にとっての安全面を上昇させることに成功した。
操作方法としては母艦や後方オペレーションによる攻撃命令をうけることによって初めて性能を発揮する。
無人機という事で攻撃命令以外の時は、あらゆる宇宙空間に放出されていて定期のメンテナンス以外は情報の収集をリアルタイムで宰相府へと送る偵察機の性能も組み込まれているので戦闘以外でも重要な要素をしめる事になる。
ウィークポイントとしては重力下においての活動は大部分の能力を制限され、できることとすれば球形上の機体を転がしての突撃しかないところである。
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