> 設定申請:
> ・雪崩れ込んだ難民の多くが孤児だった
> ・配置場所近くに、煮炊きに使う薪や木箱・樽など資材があった
OK
> 成功要素の新規登録:パワー2
> ・【衰えぬ頑強さ】:
> 酪農畜産は21世紀日本でも重労働であり、マドリアのそれは言うに及ばない
> 牛を飼いつつ息子三人をほぼ女手一つで育てられたのも、剛健な体質のおかげ。
>
> 前提変換申請:
> ・並べていない難民に列形成を強く呼びかけつつ、抑え切れなかった民衆から仲間を守る
これは行動宣言で前提変換になってませんですね。
他の記述から抽出して前提変換として書くならば、
・列形成を強く呼びかけることでそれ以上崩れてくることを防ぐ(数を減らす)
・なだれ込んできた難民の多くは痩せた孤児だったため軽く弱い
あたりでしょうか。
前提変換では、難易度がどういう理由で減るかをアピールする書き方をすると良いです。
今回は、それぞれで難易を1づつ減らせるとします。
> 行動宣言:
> ・行軍歌で整列とモラル向上を呼びかけつつ、資材を即席の遮蔽物に使いながら仲間をかばう
>
> 一時成功要素:パワー4
> ・鍋蓋や木箱の蓋を自分自身の盾代わりにする
> ・資材を即席のバリケードにする(薪は最終的に燃やすから壊れても問題なし!)
列形成呼びかけ、盾取得、防御、とすでに動作が多すぎるので、バリケード形成はできません。
こういうシーンでは、炊き出しの仲間がいるので、バリケード形成はそちらに任せて、前提変換に使った方が通しやすいかと思います。
ともあれ、上の前提変換で難易が3となりました。
> 提出成功要素:
> ・【衰えぬ頑強さ】パワー2 ※タンクで防御、パワー2倍
> 老人子供病人では遠く及ばぬ体力・体幹をフル活用し仲間を庇います
> ・【牛飼い時代のおかみの経験】パワー3
> 若者や子供を叱り慣れているので、慰撫しつつも身体を張って押し返します
OKです。それぞれ防御としてパワー・ヒット2倍で扱います。
> ・【焼入れした介添え人の経験】パワー3 ※タンクで挑発、パワー2倍
> 即興で難民たちの逃避行を称える歌詞をのせた行軍歌を歌いつつ、整然と並ぶよう扇動します
今回、列形成の呼びかけなので、挑発とはなりません。
自分に引き付ける場合に挑発となります。
一時パワー6(8)、4,6,3、で2×2=4ヒット、難易が3なので、1オーバーで成功です。
余分のヒット数分はボーナスが出ますので、4、3について2d6のダイスを振ってください。
> RP:
> 「生き延びた英雄たちよ、美しく凱旋を!女神の祝福、労いの糧は賢者にこそ相応しい」
> 「冒険者の頃も、母親になってからも変わらないね。英雄候補ってのは、女がピンチにならないと現れちゃくれないものだよ!」
エオノは資材置き場から拾った木箱の蓋と鍋の蓋で果敢に雪崩れ込んできた孤児たちを押し返し、肝っ玉母さんとしての面目躍如と活躍した。
いったん押し返された孤児たちは、エオノの歌で鎮静化し、しおしおと列に戻っていった。
「助かったわ、ありがとう…あなた強いのね。すごいわ」
後ろでおびえていた仲間たちの一人が、代表するようにおずおずと前に出てきて、はにかむようにしながらエオノにお礼を言った。