アイドレス/寮
アイドレス/寮
要点など
L:寮 = {
t:名称 = 寮(施設)
t:要点 = 寮,そこに住むメードなど
t:周辺環境 = 宮廷,庭園
詳細データ:IDWIKI:寮
派生元:アイドレス/森国人+忍者+猫妖精
イラスト
イラスト:カヲリ |
要点:寮,そこに住むメードなど 周辺環境:宮廷,庭園 |
設定文
世界忍者国にも【メード】がいる。王宮というか王城に仕える【メード】がそれである。世界貴族たちもその屋敷に【メード】を雇っているらしいが、総数は把握されていない。ともあれ、王城にはメードがいて、なかなか華やかな風情をかもし出していた。
「ひらひらだー」
その様子を眺めて意味不明の感想を述べたあと、藩王は考え込んだ。
「やはり教育は大事だよな」
唐突な切り出しに、膝の上の王猫あある・えすがにゃーと不審そうに鳴く。人型が不興なので最近はめっきり猫型をしている。
「お前も、猫士の養育制度で育ったもんなぁ」
世界忍者国では親が養育できない猫妖精を引き取って養育し猫士にするという制度があった。
一方、共和国はT10からの動乱で国土と人心が疲弊した。全国に難民が溢れ、暴動で親を亡くした子供も沢山出た。
「あれを人の子供に拡大すればいいだけだよなぁ」
よし、と立ち上がるとロビーに向かう。そこにはエミリオがソーニャとともにいた。
話は早かった。エミリオは頷くと支援を約束した。
「宮廷の貴族にも援助を打診してみましょう」
「ありがとう。助かる」
「さすがはエミリオねう」
エミリオはくすぐったそうな顔をして微笑んだ。
/ * /
【宮廷】の貴族たちの援助金を使って、王城に隣接した【庭園】に寮が設けられた。その庭園は海堂玲が残していったものだった。彼女は世界忍者国の復興に心を砕いていた。
「最初の一歩はメード養成からかな」
そこから大きくしていけばいい。藩王は出来上がった寮を見て目を細めた。
(文章:結城由羅)
Keyword(s):
References:[アイドレス] [猫士] [藩国データ] [イグドラシル]