> (あなた)城戸レイナ
> :マンション管理:パワー2 世話焼き:パワー2
> (居候)シャドー八千代(黒猫)とそのペットのウミノリ・スミ(自称小説家)
> :美人:パワー6 文章力:パワー6
>
> 上級用 TIPS この課題を説いていくと、三日でなんとなくストーリーができます。(そういう メソッドです)
> (1)主人公を五秒で理解できるエピソードを示せ 難易1(5分)
> 「ねー叔父さん、この猫飼いたいー」
> 拾ってくださいと書かれた段ボールに入った男付きの黒猫を指さして彼女は言った。
> (あなた)世話焼き:パワー2 (居候):拾ってくださいと書かれた段ボールに入った猫と青年:パワー4
MASTER◆桂林怜夜 > 2D6 → 2 + 2 = 4 (1/1-12:31:56)
成功。
(何やってるんだよ、お前)
(うるさい、俺は住むところが欲しいんだ)
(実家に帰れよ)
(妹が結婚するから戻りにくいんだよ)
(あー、無職じゃな)
(違う!小説家だ!)
(3年ほど新刊出してないけどな)
(うるさいニート!)
(自宅警備員には家があるんだぜ)
可愛い黒猫に目が釘付けになってる「わたし」の背後で繰り広げられた視線だけの空しい戦いを、後から叔父に教えて貰ったのだった。
> (2)居候を五秒で理解できるエピソードを示せ 難易1(5分)
> 「まあ、猫だけなら」「わーい」
> はしゃぐ少女が猫を抱き上げると、男は猫にしがみついて叫んだ。
> 「俺はその猫に養われてる!連れて行くなら俺も連れて行ってくれ」
> (居候)美人:パワー6 一時成功要素:必死の形相の男
一時成功要素はパワー4。書き忘れ。居候パワー6なので自動成功。
「わたし」は困って叔父を見上げた。2年前に亡くなった猫のライオン丸にそっくりの猫。この子はきっとあの子の生まれ変わり。手放したくなんてない。
叔父さんをじっと見上げる。
「猫の......ヒモ、なのか.......」
「おじさん、ひもなの?でも、この子、スカーフしてるよ?」
「違う、俺は小説家だ!」
「どんなお話を書いてるの?」
「ニンジャ大統領の冒険ってシリーズだ」
「知ってる!幼稚園の頃に読んだ!」
おじさんは小学生にしては背の高い私の150センチの頭から足を何度も何度も繰り返し見つめて、そして、泣いた。
叔父はぽんとその小説家〜ウミノリスミ先生の肩を叩いた。
「帰ろう、俺たちの家へ。大丈夫、部屋は空いてる」
こうして、叔父のマンションの一室に黒猫と黒ッぽい名前のウミノリ・スミ先生が住むことになった。
> (3)世界(町)を説明するエピソードを示せ 難易1(5分)
> 昔、中学の生徒会に仲良しの少年3人組がいました。
> 彼らは夢を語り合い、小さな町の発展を約束していました。
> 皆が笑顔で働ける町を作ると言った生徒会長は市役所に勤め。
> 父の後を継いで会社を大きくすると言った会計は廃ゲーマーに。
> 町から直木賞作家を出すと言った書記は猫のペットに。
> 後者2人は叔父と居候です。
> 私は古い卒業アルバムをそっと閉じると、2人の部屋の可燃ゴミを出させるために立ち上がりました。昨年、ベランダに放置して異臭騒ぎになったのです。
> (あなた)マンション管理:パワー2 (居候):文章力:パワー4
文章力はパワー6の書き間違い。自動成功。
あれから7年。黒猫ーシャドー八千代はともかく、ウミノリスミ先生はおうちに連れ帰れなかったので、私は毎日叔父のマンションに寄ってシャドー八千代と遊んでいた。
ウミノリスミ先生はマンションの学生に勉強を教えたり、芸能人のエッセイの校正をしたりして、なんとか暮らしているらしい。
私はシャドー八千代のご飯と共にウミノリスミ先生への差し入れ(あげないとシャドー八千代が悲しそうに鳴くの。養われてるのは本当だった)を渡し、叔父と先生の部屋を掃除するのが日課だ。
そして、大学に合格も決まったので、晴れてこのマンションの一室に住むこととなったのだ。副管理人として。
成長:
(あなた)
マンション管理→マンション副管理人:パワー3
世話焼き→世話好き:パワー3
(居候)
美人:パワー6
文章力:パワー6
パワー6なので成長なし