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  [No.2095] [固定URL] 【制作中】中規模の港(中物理域版) 投稿者:山羊舐  投稿日:2018/01/10(Wed) 05:58:20

中規模の港(中物理域版)
○概要
港の概要
船舶が人や貨物を陸に陸揚げすることができる場所。半島や岬などの天然の地形や、 防波堤ブロックなどの人口構造物によって波風を防ぐことで、 船舶が安全に停泊して人の情報やに役を行える海域(泊地)と陸地の総称。水域部分については一定の区域を港湾区域として定め、陸域部分についても臨港地区として指定する場合が多い。より深い水底を持つ港はより希少だが、より大きな船を扱うことができる。

○泊地
泊地とは 
港において船舶を停泊させる水域のことを泊地と呼ぶ。 船舶が安全に航路から出入りし停泊するために設定された水面を言う。

泊地の機能
泊地があることにより寄港した船舶は岸壁に係留でき、 安全に荷役作業を行ったり旅客が快適に乗下船できたりすることができる。

泊地の条件
泊地とするには3つの条件がある。第一に、海の気象条件が良い、静かで穏やかな水域であること。第二に、 十分な面積と水深とがあること。第三に、 水底の地質は錨がかかりやすいことが望ましい。

天然の泊地
周囲を陸地に囲まれた内海や湾で、泊地の条件が自然のうちに満たされる場所を天然の泊地と呼ぶ。一方、人工物で泊地を作ることもできる。 大規模な防波堤や掘り込み式港湾を建設することもでき、これには進歩した土木技術が必要になる。こうした地形が波浪や嵐といった自然災害からの船舶の避難場所となる。

天然の泊地の例
船の運航のために 昔から河川の河口や湾、入江と言った天然の地形が 天然の泊地としてよく使われる。

人工泊地
泊地の条件を一部満たさない土地を、土木技術を用いることによって泊地と変えたもの。 静穏な水面を確保するために大規模な防波堤や掘り込み式港湾を建設する場合や、浚渫(しゅんせつ)を行い水深を確保するといったことが行われる。

浚渫とは
浅瀬を掘り込み、大型船の侵入ができるように水底を掘り下げることを、浚渫(しゅんせつ)と呼ぶ。 一般的には浚渫船と呼ばれる特殊な船艇を用いてこれを行う。

○港
港のおこり
天然の地形により自然災害からの船舶の避難場所として、泊地ができる。これに、補給のための飲用水や薪などの供給場所として取引が発生し、港ができた。

港の発展
海運の発達ともに船の規模が拡大するなど港の陸上部分に桟橋や岸壁が作られ、施設も拡充され、防波堤などの突堤も突き出すようになる。

現代風の港
税関や検疫所、出入国管理所が設けられ、旅客船の増加と規模の拡大に応じて旅客施設が作られた。また、貨物荷役の便益の為に桟橋上や岸壁横には建物が多く建てられ、陸上輸送との接続地点として道路や鉄道が港に接続されるようになった。

交通の要所として
港は他国・他地域との文化的な玄関口となると共に、商業活動にも高影響を与える。

港湾都市
港の近隣は商業活動が盛んになることにより、港をもつ都市は港湾都市として繁栄する。この場合、ますます港湾機能の充実が図られる場合が多い。現代の港にある陸上施設などが増える他、港自体の規模を拡大することも行われる。具体的には、埋め立て、陸地の掘り込み、浚渫などによって、それまでの港湾の規模を拡大することも行なわれる。

港のターミナル機能
水運と陸運といった、輸送媒体の転換機能をターミナル機能という。具体的には、旅客の乗降や貨物の荷役、保管といった機能が必要となる。また、税関や検疫所の設置についてもここに含まれる。そのため、港湾には船舶の係留のみならず、貨物の荷さばきと保管、旅客の乗降、港湾から後背地への陸上輸送などを行うための施設が整備される。

港の運行援助機能
船舶へ水や食糧、燃料や船用品などを補給する機能。こうしたものを販売して収める業者は船舶納入業者(シップチャンドラー)と呼ばれている。船舶納入業者は多くの場合、免税販売の免許を取得している。これは国際航路の船には国内税をかけずに食糧や酒類を販売する必要があるためである。

給油船
多くの港で用いられる、小型タンカーに似た船。給油ホースを繋いで、主機械(エンジン)用の重油や軽油の供給を行う。専用の給油施設を備える港がある場合は用いられない。また、接岸時にタンクローリー車によっておこなう場合もある。

給水船
給油船と同様に、飲料用水やボイラー用の清浄水を供給する船。

コンテナターミナル
コンテナ船と呼ばれる、荷物を規格に沿ったコンテナに入れて運ぶ貨物船がある。これを受け入れる施設が整った港を、コンテナターミナルという。より深い浚渫工事や、大型クレーンの導入が必要となる。

○港の陸地
陸地における臨港地区区分
多くの場合、臨港地区ではさらに機能別に区分され、港湾機能の有効な発揮が図られている。具体的には、商港区・工業港区・鉄道連絡港区・漁港区・保安港区などに区分される。

埠頭
岸壁・荷さばき地・荷役機械・上屋・臨港道路・臨港鉄道など、その区域内の港湾施設を総称したもの。港湾機能の中枢である。

運河
船舶が内陸部にさらに移動できるように整備された河。一部の港に存在し、船舶の活動領域を広げている。

港湾鉄道・高速道路
鉄道や高速道路などの陸上輸送へのアクセスは港にとって不可欠である。そのため、特に鉄道や道路がひかれることが多い。これにより、乗客と貨物は港湾域を越えてさらに内陸に移動することができる。なお、国際往来のある港には通関施設がある。

インランドポート
別名をドライポートとも呼ぶ、内陸の複合ターミナル。海上貨物を内陸の目的地へ輸送するための積み替えを行う。鉄道や道路によって港に直接接続される際の入口となる。


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